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「就職氷河期世代」の苦悩と奮闘─私の6回の転職体験─- 「ロストジェネレーション」の闘い─就職氷河期から学んだこと─- 希望の仕事に就けなかった─就職氷河期世代の不遇─

はじめに


就職氷河期世代といえば、1990年から2000年にかけて雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った人たちです。この世代は、バブル崩壊の余波を受け、正社員に就くことが難しかったことから、ロストジェネレーションとも呼ばれています。働く意欲が高いにもかかわらず、希望の仕事に就くことができなかった不遇の人が多いのが特徴です。

私も就職氷河期世代のなかの一人です。不況による就職難に加えて、当時の女性は結婚後に専業主婦となる割合が高かったこともあり、大卒よりも短大卒の女性の方が年齢が若い分、有利でした。そのような状況で悪戦苦闘したあげく、私はこれまでなんと6回も転職を経験しました。

今となっては、転職を通じて自分を磨いてこれたことを良かったと感じていますが、その過程においては荒波にのまれ心折れそうになったことが正直何度もあります。

我が道をゆく

転職市場の活性化は止まらない!人材流動化の先にある未来


昨今では、コロナ前後で転職市場は活性化し、年代を問わず人材の流動化が本格的に始まっています。一つの会社に固執せず転職することが当たり前となったことは、むしろ必然の流れといえるでしょう。

というのも、いつの時代であっても環境変化に合わせて労働力の需要と供給が変化しますし、それに応じて求められる人が変化するのが市場の原理だからです。論より証拠。今から30年前、20年前、10年前に就職先ランキング上位だった会社や業界を振り返ってみましょう。

30年前、就職先としてかつて高収入エリート集団としてされていた銀行、証券会社、保険会社等はどうでしょう。金融ビックバンにより破綻、統合を繰り返して業界の再編成が急速に進みました。

20年前、家族や友達同士での海外旅行が活況だった頃には航空会社、旅行会社に人気が集まりました。しかし市場の急拡大とともに価格競争が激化し、労働集約型のコスト構造を見直すことができず債務超過に陥り経営再建を余儀なくされました。

10年前、一般的に広く普及した携帯電話がiPhoneを代表するスマートフォンに瞬く間に置き換わっていき、ついにガラケーのサービスが終了しました。今では通信料を下げることでしかスマホユーザーを獲得することが難しくなりました。

現在はというと、IT/情報技術の進化によりSNSが台頭し、個人がメディア集団を形成してきたことで、従来のマスメディアであるテレビ局、新聞社、出版社の収益構造が悪化しています。

これらは、ほんの一例にすぎません。上記にあげた特定の業界に限らず、長期的にみれば業界のトレンドが移り変わっていることは紛れもない事実です。

無知の知

未来の働き方を考える~自分のアイデンティティを見つける仕事選び~


実は、職業の自由が一般的になったのはそれほど昔のことではありません。私の田舎で育った祖母は、農業や漁業といった第一次産業や家業を継ぐ人が多かったため、職業選択の自由がほとんどなかったと話していました。おそらく祖母の話は戦前や戦後の話だったのかもしれません。

しかし、それでも約80年ほど前のことです。江戸時代の話ではありません。現在は100年時代といわれており、私たちが生きている間にも社会構造の大きな変化が起こる可能性があります。将来の見通しが立たない状況でも、個人としては環境の変化に対応できる適応力が求められるのです。


考えてみると、自分の能力次第で職業を選ぶことができるこの時代は本当にありがたいですね。転職を通じて、自分の知識やスキルが求められ、そして自分自身が夢中になれる仕事を見つけていけることは素晴らしいことです。

私はこのブログを通じて、読者の皆さんに私が転職活動で実践したセルフ・プロデュースの方法をお伝えしていきたいと思います。セルフ・プロデュースとは、自分自身をブランディングすることで市場価値を高めていくことです。私は転職を経て、事務員から契約社員、正社員、主任、課長、そして部長となり、年収は新卒の頃と比べて約5倍になりました。


都会のネコ

転職はリスクもあるけど、チャンスもある!~私が成功した転職の秘訣~

  • 数十年前とは違う!~転職のハードルが下がってもリスクはある~

  • 会社が安泰でも大丈夫?~結婚や出産、育児によって生じる転職の必要性

  • 何度でも挑戦できるわけじゃない!~転職の失敗から学んだこと~

  •  転職はリスクもあるけど、チャンスもある!私が成功した転職の秘訣~

  • 転職決断は自分次第!~相談しても迷っても、最終的な答えは自分自身にある

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ある時、偶然noteに出会い、私もnoteを始めることを思いつきました。そして、何を書こうか考えた時、私の実体験に基づいており、他の方々のお役に立てそうな内容として「転職」を選びました。

なぜなら、数十年前と比べて転職のハードルは大幅に下がったとはいえ、転職は依然としてリスクを伴うからです。失敗しても何度でも挑戦できるわけではありません。

また、転職のつもりがなくても、入社した会社がずっと安泰である保証はないのです。会社がいきなり倒産することはまれですが、事業の縮小や移転、会社の売却ということはよくある話です。

さらに人生において、結婚や出産、育児、介護といったライフステージの変化によって働き方を見直さなければならないこともあります。そういった様々な事情を考慮しながら転職を考える時、誰かに相談しても最終的な決断は自分自身でなければなりません。

そこで私自身の転職経験が他の方々のお役に立てるのではないかと思い、転職に関する全ての知識とノウハウを、過去のエピソードを交えながら情報を発信していくことにしました。


生成AI画像にて

これから転職・副業・セカンドキャリアを検討中の方へ

このブログでは、現在転職を考えている30代から50代の方や会社の管理部門で働いている方に役立つ情報をお伝えすることを目指しています。

一般的に転職限界年齢は30代後半までと言われていますが、私は40代から50代の方の転職やセカンドキャリアを応援したいと考えています。

40代から50代になると、定年が近づいてきて、これまでのキャリアに疑問を抱くことがあるかもしれません。何も考えずに進んでいくと、長い人生が待っていますが、いつかはセカンドキャリアを考える時が来るかもしれません。ポジティブに考えれば、健康で何歳になっても働けることは幸せなことです。

私のプロフィールには私のキャリアや転職の経験を簡単に紹介しています。現在はネクスト・ステージに向けて挑戦しています。

このお話が完成する頃には、目標を達成しているはずなので、その時には改めてお話します。


このブログでは、本当にあった怖い話やワクワクする転職活動など、私自身の実体験に基づく物語をお伝えしています。名前のない女性の半生を昭和の雰囲気たっぷりでお届けします。

また、記事の構成はエピソードトーク、転職で得た気づき、私の趣味的な雑記の3つになっています。

なお、お話は私の実話を基にしたエピソードですが、会社名や登場人物は仮名を使用しています。身近な話かもしれませんので、想像にお任せします。


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