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　誰だって、なかなか心から消せない恋の履歴ってありますよね。

　特に悲しい恋の履歴なんかは、消そうとすればするほど、消せない現実に気づいてしまうものです。

　でも、逆に考えれば、簡単に消せないということは、その履歴がその人にとって必要なものだからともいえますよね。

　どんなに悲しい履歴だって、その人をカタチ作っているモノの一部だったりするわけです。

   そう考えれば、自分の今の恋が悲しい結果になったとしても、無理に忘れる必要はないんだと思います。

　悲しい恋であっても、未来の自分にとっては必要な恋の履歴になるに違いないのです。

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　同じように、今、そばにいる人だって、いろんな履歴を持っているのでしょうね。

　本当に人を好きになるということは、その人の幸せだった恋、悲しかった恋…、そんな履歴を含めて好きになるということだと思うんですよね。

    過去の恋愛や体験を経て、その人は、そこに存在してくれていることに感謝なのです。

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