見出し画像

起きやすい子供のスマホコミュニケーショントラブル

スマホを持つ年齢が早まっていますが、子どものスマホデビューにあたって、気を付けるポイントは何でしょうか。

今回は、コミュニケーショントラブルの例をもとに対策をご紹介していきます。

まずは、よくあるスマホコミュニケーショントラブルが以下の3つ。

実例①メッセージをやり取りしていたら、友達が怒ってしまった。
実例②グループLINEで悪口を言われ、仲間外れに……。これってLINEいじめ?
実例③ちょっとした悪ふざけ動画を投稿したら、まさかの炎上!

実例①は、今LINEなどのメッセージアプリが多いと思いますが、ちょっとした誤解から、気まずくなったり、仲が悪くなったり、

それが大きくなって、実例②のような仲間外れやいじめにまでつながることもあります。

実例③もよく起こっていて、大学生が悪ふざけした写真でバイト先をクビになる、あるYoutuberは湿原して契約解除になるなど、大人の世界も例外ではありません。

このようなスマホコミュニケーショントラブルにならないための対策として、スマホのコミュニケーションの特徴を知ることが重要です。

スマホコミュニケーションの特徴の一つとして、テキストコミュニケーションは「伝わりにくい」ということがあります。

<一文字違うと意味が変わる>

テキストコミュニケーション、文字だけのコミュニケーションは、とても伝わりにくいです。

対面だと、表情が身振り手振り、声のトーンなどで、本気なのか冗談なのかといったニュアンスが判断しやすいですが、文字だけだと感情が伝わりにくいという認識が必要です。

また、正確さよりもスピードを重視したり、何か別のことをしながらの「ながら返信」をしたりなど、誤字脱字や主語の抜けが増えがちです。

さらに、グループトークで複数の話題が同時に展開されていると、何に対する返信や意見なのかわらかなくなり、誤解が生まれることもあります。

それをふまえた上で、どのようなことに注意していくべきなのでしょうか。


対策①:ネガティブな話は文字に残さない

対策としては、大事な話はひと呼吸おいて、ゆっくり考え、文字を打ち込むこと。ときには、対面や通話で丁寧に伝えることも大事です。

特に、ネガティブな話を文字にする場合は、かなりリスクが高いです。
友人にメッセージで愚痴をこぼしたら、スクリーンショットで外部に送られてしまっていた!ということにもなりかねないので、注意しましょう。

こうしたトラブルを避けるためには、読書することも大事です。

遠回りに聞こえるかもしれませんが、どういう言葉遣い、文章だとわかりやすく伝わるのか、日本語力と読解力を身に着けていくと、テキストコミュニケーションの力も相対的に上がっていくでしょう。

対策②:ネット上は公共の場という意識

ネット上では常に人に見られている意識を持つようにしましょう。ネットでは流出も拡散もしやすく、いったん拡散したら止めることはできません。

また、情報をバランスよく取り、さまざまな人と交流することも良いでしょう。
閉じたコミュニティの中にだけいると、価値観が偏ってしまいがちだからです。

ネット上だけにならず、リアルな人間関係をしっかり築くことも、トラブルの対策となります。
スマホコミュニケーションについては、子どもはもちろん、大人もおさえておきたい内容です。

お子様に伝えながら、大人もしっかりと確認していきましょう。