娘の『推し活』伝説!伝説!!

娘に初めて『推し』が出来た。

物心ついた頃から彼女の興味の対象は『科学』や『歴史』が多く、『推し』と呼べるようなものはいなかった。
正確には、それっぽい存在はいても『推し活』出来るような相手ではなかった。
宇宙飛行士の野口さんとか、気象庁の荒木先生とか、既にあっちの世界に逝ってしまっている歴史上の人物や科学者とか、推そうにも推しようがないのよ。

同級生がアイドルやイケメン俳優に夢中になる中、
娘は「宇宙エレベーター」に夢中で、車で「大林組」の事業所(?)の前を通るたび「大林組だ!あそこで宇宙エレベーター作ってたりしないかなぁ!!」と大騒ぎしていた。
約1年前の話だ。

今、娘が「アインシュタインがさぁ、」と話し出したら、それは、吉本の芸人ではなく、お髭の天才科学者の方なのだ。

そんな娘が、夏休みも終わる頃、
「サンボマスターの(ライブって言うの?)コンサートに行ってみたい」
と突然言い出した。

は?
サンボマスター?

上記のような子供が突然「サンボマスター」と言い出した時、母親は瞬時には対応出来ない。
いつものように必死で考える。
サンボマスター、、、
そんな科学者いたか?
自然保護団体?
新しく発見された何かか?
薬か?施設か?ウィルスか?

、、、、、、え?

サンボマスター?
サンボマスター!!??

バンド?!
いつから?
どこが?
そんなに?

???、?マークしか出てこない。

私は常々『推し活』は心身共に健康でいる為に有効な手段。と思っている。
だけど、今までの娘ときたら、、、
だから、『推し』のいる生活!いい!いいよ!

でも、やっぱり君はやるのね。
好きな曲だけ永遠にリピート地獄

しかも、Liveバージョン
ここ2〜3日、私の脳内では、歌声でも演奏でもなく
「伝説!伝説!!」って煽りだけが張り付いて剥がれない。