サンドボックスその光と影・注目すべき点

記事にある「サンドボックス」制度を創設する「生産性向上特別措置法」が成立しました。

これについて少し。まず企業側は実証実験として規制を超え、テクノロジーの向上が見込める技術へ力を入れられるようになるでしょう。そしてそれがうまくいけば「日本発」の技術の創設が見込めることは大きなことと思います。

ただ記事にもある通り、実証実験は3年間です。そして窓口は内閣官房であり審査は各省庁となります。今いろいろな問題が出ている中で、内閣官房及び各省庁、審査を行う評価委員会は際どい橋なのではないかなと考えられます、少しずれると忖度、少しずれて内閣の考えにより、ということを"外から"言われる時期に出来たというものですが、サンドボックスが法令で定められたことから各省庁及び審査を行う委員会、そして内閣官房もかなり慎重に進めないとまた今国会と同じような問題が将来にも出てしまうのではないかという危惧もあります。

もちろん実証実験を行うということで規制にはとらわれないような実証実験が行われることになります。これについて不安に思う声も出るでしょう。これについてはサンドボックスの仕組みについて聞けば誰もがそう考えるとは思います。だからこそ審査はしっかりしてもらわなければならないんだろうなと考えます。

様々な考えは出るとは思います。ただ新しい技術を期待されて制定された法令ですので、これを活用して日本のテクノロジーが数段上になる踏み台となることを期待しています。技術が規制により実現できないということからはその点は一段上がるわけなので、制度の活用を期待したいと考えます。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30567650W8A510C1MM0000/

【ビジネス・テクノロジー・政治経済にまたがる内容なのでテクノロジーとしました】

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