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戦略なくして、医学部合格なし。

そろそろ今年の入試も終了ですね。今、大学入試に関わる仕事をしていると、結構な割合で医学部を目指す受験生が視界に入ることになります。それだけ、医学部志望は多いなと実感しますが、当たり前ですが、その道のりは極めて厳しいと言わざるを得ません。

今年は共通テスト数学で、勝負が終わってしまった方もいて、その苛烈さには、震撼せざるを得ません。

医学部入試には限って言えば、成功する要因をすべて満たし、失敗する要因をすべて取り除いた受験生のみが合格するというイメージがあります。

このあたりが、保護者がお医者さんの受験時代と決定的に違っているところだと思います。もし、自分が今、受験生なら医学部に合格しただろうか?という想像力は大切にしていただけるとありがたいと思うところです。

基本、数年計画で受験勉強をして初めて勝負になるという現実から、高校生活を満喫した、いわゆる「青春を謳歌した高校生」は余程の才能に恵まれない限り、現役での合格はまずありません。

さらに単に勉強すればいいというものでもなく、質も問われます。
医学部は質も量も求められる入試でもあるのです。

そこで痛感するのは、マネジメント力の大切さです。医学部入試を乗り切るには、戦略が必要です。
この戦略を失敗すれば、まず合格はありません。

ただ、どんなに頭がいいとは言っても若者に、最初から戦略の正しさを求めても難しい。

まずは、失敗しない戦略を学び、成功体験から上手く行く戦略を学ぶというのが自然な流れでしょう。

それをセルフマネジメントでやるのは簡単なことではありません。
これは環境に依存します。

なので、医学部にチャレンジしたい受験生は、いい環境を整える必要があります。そこは、戦略を学ぶことができるところでないといけません。
学校で無理なら、塾や予備校でも構いません。独力ではちょっと難しいのではと思います。




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