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大手インフラ企業から転職し、スマートラウンドへ入社した理由とスタートアップの面白さ

こんにちは!スマートラウンド人事のアキです。本日は2022年12月に入社しカスタマーサクセスを担う中崎さんに、インタビューをしました。

これまでの経歴、スマートラウンドに入った理由や今の仕事について語っていただきました!

中崎紘登(カスタマーサクセス)
慶應義塾大学大学院を卒業後、大阪ガスに入社。初期配属で総務、その後情報システム部門を担当し幅広い業務を担当したのち、2022年にスマートラウンドへ入社。カスタマーサクセスでユーザーである投資家の皆様のサポートを中心に、smartroundをより多くの方にご活用いただけるよう奮闘している。


スマートラウンドに入社するまで

アキ:中崎さん、今日はよろしくお願いいたします!まずは大学卒業くらいまで、どんな人生を歩んで来たのか教えていただけますか。
哲学が好きで学んでいたことは知っています!(笑)

中崎:そうです。哲学を学んで、気がついたら大学院まで行っていました。高校生のときに哲学が好きだと気づいたんですよね。

「世界は存在するのか」や「他人に心はあるのか」といったことを考えるのが、元々好きだったんです。自分が抱えていた疑問は哲学だったこと、そしてそれを仕事にしている人がいることも知って、学んでみたくなりました。

大学院まで行った理由は、大学の4年間ではまだ自分が社会人として仕事をするイメージが持てなかったのと、勉強しきった感がなくて(笑)

アキ:大学院まで行ったと聞いて、勉強が好きでどうしてももっと学びたかったから、という背景をイメージしてたので、ちょっと親近感が湧きました。
次は、卒業して新卒の会社に入社するあたりの話を聞きたいです!

中崎:はい。プライベートの都合で関西での就職を考えていたんですよね。仲の良い友人がいたこともあり、新卒で大阪ガスに入りました。
「何がしたいか」という明確なものは正直なかったんですよね。ただ、働きやすい良い会社と聞いていたので、自分にも合うんじゃないか、と思って入社しました。

アキ:なるほど〜。インフラ企業で働きたい!など、何かこだわりがあったのかと思っていました(笑)。

中崎:いやいや。そんなにしっかり考えてはいなかったですね。そんなに真面目じゃなかったです(笑)。

アキ:大阪ガスではどんな仕事に携わってたのでしょうか?

中崎:総務やバックオフィスに関する業務が多かったですね。DXにも携わってました。

アキ:なるほど〜(性格的に、そういった業務も得意そう….)。

中崎:あと、社内の新規事業コンテストの運営にも関わっていたんですよね。運営している部署に配属されていたことで興味を持ち、実際に自分もコンテストに出場しました。結果は、芳しくなかったですが...。

その部署でスタートアップへの投資もやっていて、そこからスタートアップという存在を知りました。その仕事は結構楽しかったですね。

スタートアップへの転職を考えたきっかけ

アキ:楽しそうですね。そんな中、なにがきっかけでスタートアップへの転職を考えたのでしょうか?言える範囲で大丈夫ですので、お伺いしたいです。

中崎:「自分の武器が欲しい」と思ったんです。明確にスキルとして捉えていなかったと思うんですが、事業を作っていく肌感覚が欲しいとは思っていました。

というのも、前職で自分も出場していた新規事業開発コンテストで、受賞した事業がうまくいっていないのを見て、もっとちゃんとコミットしたら面白くなるはずなのにできない、というもどかしさがあり、ちゃんと自分でやってみたい、と思っていました。

その上で「顧客からのフィードバックをたくさんもらおう」と思いました。これは関連する本や記事を読んで、「事業開発をするならそういうこともせなあかん!」と思っていたからです。それで思いついたのがCSでした。しかも、CSって結構ジュニアレベルでも募集してたので、今の自分のキャリアでも入りこみやすいなと。

環境的には、大きな会社の物事の進め方が非効率に思ってしまったり、個人の裁量で対応できることが少ないと感じてしまっていたんです。なのでその反対の環境といったらスタートアップだろうなと。言い換えると、カオスであることがいいなと思ってました。

いろんなリソースが不足している環境って「やっていいよ」ではなく「やらなきゃいけないんで、とにかくやりましょう」といった、裁量うんぬんというより無限にやることあるみたいなところに行こうと思ってました。自分の大企業マインドをアンラーンするという意味も込めて。

アキ:おお。なるほど。その中で、どうしてスマートラウンドを選んだのか、理由を聞きたいです。

スマートラウンドを選んだ理由

中崎:まず、シードとかアーリーとかの会社が面白そうだなと思ってたんですよね。「やっていいよ」じゃなくて「やらなきゃいけないんで、とにかくやりましょう」という環境を求めていたので。

面接で一緒に働くことになるメンバーと会った時、すごくロジカルで信頼できる方々だと直感的に感じました。あといい意味で草食系というか、落ち着いていて、人間的にすごく大人な方ばかりだと感じました。

アキ:確かに職種問わず、落ち着いた雰囲気の方が多いですよね。

中崎:はい、それを面接の時から感じてて、直感的にいいなと思ったんです。
あとフルリモートなこともありますね。スタートアップは東京の企業が多いので、正直東京への引っ越しも考えていました。フルリモートでオフィスがなく、どこにいても働けるというのは嬉しかったですね。

アキ:月1の全員出社日では会っているので、なんか中崎さんが関西住んでいると感じること、あんまりないですね(笑)。

入社して半年以上が経ちましたが、実際いかがでしょう。

中崎:まず、意思決定が早いですね。チームで決めてすぐ動くことも多いですし、自分で決めて動くこともあります。あと、自分が考えていることを壁打ちできる先があるのがありがたいです。相談することでブラッシュアップされて正しい方向に行ける感覚ですね。合理的な仕事の仕方ができている気がします。

アキ:社内調整に時間をとられることが少ない、ということですかね。

中崎:大手企業とは規模も違うこともありますが、関係する社内の人を説得して回るというプロセスで時間をとられることはないです。
もちろん、社内で関係するチームに調整することはありますが、相談や情報共有という色合いが強いですね。その上で自分で決めて動ける範囲は大きいと思います。
情報がオープンになっているのでチームや会社全体を俯瞰してみて、施策を考えられることも、すごく合理的だと感じています。 

アキ:確かに、情報共有の文化があることも、それを後押ししてますよね。Slackのパブリックチャンネルや、毎週4回の全社の会議でも、情報がきちんと共有されていますもんね。(火〜金の週4日、全員参加の会議では、事業開発・プロダクト・経営戦略などの状況が各担当から共有されます)

大企業の経験が生きること、苦労したこと

アキ:少し話は変わるのですが、大きな会社からスマートラウンドのようなスタートアップに来ると、環境の違いが大きいと思います。大企業を経験していてよかった、と思うことを伺えますか。

中崎:社会人に必要なゼネラルな基礎力といいますか、最初が大企業だったからこそ得られたベースはある気がしています。他人に伝わるように表現する説明力、ロジカルシンキングなど。

それ以外だと、他部門や他社を巻き込んで行く時の段取り、かっこよく言えばプロジェクトマネジメントを、大きな規模で経験できたのはよかったのかなと思っています。

最後は、経営企画の中の一部署にいまして、社内調整して社長や副社長にプレゼンして承認もらう、ということをやっていました。「数千人という組織が、ある計画に沿って動きを変えていく」、「会社という単位でPDCAを回していく」という、会社の上流の動きを見られたことは、全体感を持つのに役立ちましたし、スタートアップのダイナミズムに乗れた理由の一つだったかもしれません。

逆にインフラ業界でしたから、これまでの経験に基づく専門知識が活きるわけではないし、これまでの文化延長で、何でもかんでも、これお伺い立てた方がいいかな、という思考になりがちだったことは、払拭する必要はあった気がします。

アキ:大企業からスタートアップの転職で苦労したこと、もう少し深く聞きたいです!

中崎:大企業マインドをアンラーンすることです。
最初は、必要以上に根回しした方がいいかなと怖気付いてしまったり、かしこまりすぎたりしていました。あとはスタートアップのスピード感にも慣れてなかったので、走りながらたくさんのことを学ぶということは大変だったかもしれません。特にうちの場合はインプットの量が半端ないので(笑)。

でも、スマートラウンダー(スマートラウンドで働く人たち)にはありがちですが、僕自身も学ぶことは楽しいと感じるタイプでして。必ずしも苦労だけではなくて、成長も含めて面白い!と思っていました。

入社半年で感じている面白さ

アキ:いいですね、社内のメンバーは、学ぶことが楽しいという人が多いですよね。
実際入社してもう半年以上経ちましたが、お仕事されてみていかがですか?

中崎:今はCS(カスタマーサクセス)として、ユーザーである投資家のみなさんに対して、ハイタッチでサポートすることをメインでやっています。
ユーザーのみなさんと深い話ができることが楽しいですね。知らないことが多いので、自分の世界が広がる気がします。

あと、ユーザーと深く関わるので率直なご意見やニーズを直にお聞きすることができます。

むしろ、そういったお客さまの声を適切に社内に伝えることこそがCSの価値だと思っていて、それにより開発の方針を変えることも起きています。時には会社の方向性すら動かすことができる。単に目の前のお客様対応にとどまらない、ダイナミックな動きもできることは弊社CSポジションの面白さだと思います!

また組織としてはこれから型化・仕組み化はまだこれからなので、これらを作っていけることに面白みを感じています。

アキ:なるほど。最後に、一緒に働きたい人という観点も踏まえ、弊社に合っている人物像を教えて欲しいです!

中崎:尖っている人、何か飛び抜けて得意なことがある人ですかね。みんなそれぞれ尖りがあって、それがうまい具合に補いあって仕事ができる人と働きたいですね。

アキ:行動指針にもありますね。会社全体でも大事にしたい考えの一つですね。ありがとうございました!


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