怪盗摩天楼君の小部屋5~本当の節税 母&義母非常勤役員&相続利用スキーム~

※本コラムは不動産投資家の怪盗くん(上海摩天楼君ではない)とかずみママ(二代目大家かずみさんではない)が酒を飲みながらホンネトークをする企画です。酔っ払いのおっさんとマダムが語る完全なるフィクションであり、100%不正確な内容が記載されております。また、登場人物はすべて架空の者であり実在する者ではなく、お話はフィクションです。しかしながら、内容は不動産コラムですので何卒ご理解ください。

1.非常勤役員年間100万円非課税給与スキームは妻、母、義母にも有効

怪盗君「融資の話になる前になぜ、インチキ火災保険請求大家や築古DIY大家、キラキラ大家が儲かってないか知りたくない?」
かずみママ「あら、怪盗君しつこく粘着されているけど貴方もるろうに君とおなじで火に油を注ぐの好きね」
怪盗君「彼らには根本的な税制の理解がないんですよね。法人化して儲かっていたらここで年間200万程度所得を無税で個人にいれる方法
かずみママ「そんな方法あるの?」
怪盗君「ええ簡単ですよ。おさらいしておきますね。非常勤役員年収100万円以下は非課税で社会保険の対象外ですから。

①妻も非常勤役員にして給与所得控除(最低55万円)と基礎控除(48万円)で所得税は非課税

②住民税については、住民税(所得割)の非課税限度額が35万円ですので、パート収入が100万円以下でほかに所得がない場合は、住民税(所得割)はかかりません。

③非常勤役員で給与が低く、非常勤役員として適切な勤務の場合は社会保険の加入は対象外→非常勤役員は登記が必要」

かずみママ「それはみんな知ってるけど」

怪盗君「年金にも所得税、住民税はかかりますから。年金金額-年金控除金額>0以上であれば所得に加算されますので注意してください」

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かずみまま「年金にも所得税、住民税がかかるんだ」

怪盗君「ええ、それと社会保険料もかかりますからね、一番良いのは専業主婦の場合、65歳から国民年金が受給開始ですが大抵、年金は控除の範囲内です。私の母や義母もそうでしたが専業主婦で収入が国民年金程度しかありませんからね。非常勤役員にして100万円程度給与を出しても住民税、所得税が非課税なんですよね。社会保険も対象外ですから」

かずみまま「義母、母に給与を出すのは良いけど、それでどうすんの?」

2.義母、母へ支給した非常勤役員給与年間100万円を生前贈与する

怪盗君「義母、母へ支給した年間100万円を私か、妻、子供に生前贈与するんですよ。生前贈与は1人110万円まで非課税ですから」

かずみまま「ええ、そんな手があるの?」

怪盗君「これ全然違反とかじゃないですからね、昨日プードクちゃんのインタビューを見たんですが、港区では働いていないのに役員になっている人が多い、資産管理会社からこういうケースでお金を個人にだしているケースもあるんです」

かずみまま「税務署怒らないの?」

怪盗君「なんの違法性もありませんよ。贈与の記録をつける、銀行振り込みをする、本人が振り込みをする、ちなみに我が家の場合は100万円非常勤取締役に給与を出し、毎年90万円程度贈与を受けてました。こんなもん少し頭の切れる税理士ならよくやってる方法です。こんな方法を提示しない税理士は3流でしょうね。

かずみまま「なるほどね」

怪盗君「普通、本人の年収が高いとこういう風に法人から身内で給与を受け取っていない人の枠を利用するんですよね」

かずみまま「怪盗君はなんでこういう小技コラムばかり書くの?」

怪盗君「自分の使命感ですかね、るろうさん(投資侍)さんみたいに投資の本質は語れないけど、小技を教えるのはできるのでただ暇つぶしです。さてと融資の本質ですが、おっと仕事の電話だ。今週は明日から忙しくなりそうで来週から本の最終修正があるので忙しいのでnote書くのは2週間後かな。」

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