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感想「縛羅天7」

今度こそ5月に出た縛羅天7の感想を書いていきます。

まずは主催のヒロさん、ショーを見に来てくださった皆様、カメラマン様、ともに縛羅天を盛り上げてくださった演者の皆様、本当にお疲れ様&ありがとうございました。

さて、今回は久しぶりに受け手モデルの募集を行いました。
というのも、これまでお願いしていたゆかりが引退してしまったからです。
ショーの受け手モデル募集なんて何年ぶりでしょうね。
たぶん初めてSMショーをやったとき以来なので2018年の5月とかぶりじゃないですかね。
ときが経つのは早いですね。
そんなわけで、多数のご応募をいただいた中で今回はエロ漫画家のめぬ。さんにお願いすることにしました。
皆さん素晴らしい方ばかりだったのですが、ショーの構成や演出を考える能力と積極性、そして今まで不足気味だった集客力があるという点が非常に新しかったので採用させていただくことにしました。

さて、受け手モデルが決まったら次はショーの内容です。
これは本当にいろいろとアイディアが出ました。
ストーリーや状況の設定等についてはめぬ。さんが次々とアイディアを出してくれて、中には私が過去にやったものも含めてあまり現実味のないものからリアリティのあるものまで本当に色々と提案してくださいました。
素人の私がかつて悩みまくった考えなんてプロは一瞬でポンポン思いつくんですね。すごいですね。

そんな中から今回は監禁ものに決めたのですが、めぬ。さんの本領が発揮されたのは何と言っても最初の掴みと最後のどんでん返しです。
とにかくインパクトのある演出に拘りがあるめぬ。さん。
序盤にクマのぬいぐるみの首を切り裂き、最後には私が刺されるという、それはもう見事に観客をあっと驚かす演出でした。
クマさんと私は可哀想ですけどね。

また、音源についてもショーの雰囲気を大きく左右するものということで非常に拘りを見せておりました。
ショーの開始時点で観客の興味をひくための曲から始まり最後のどんでん返しのために油断させるための曲など、実に効果的な提案をしてくださり、候補となるような曲を次から次へと送られまくったのはいい思い出です。
そして選曲についても私とは異なるセンスであったことに驚いたのを覚えております。
シーンの意味によって曲の選び方も変わるという当然のことを改めて知りました。

さてさて、設定や演出についてはめぬ。さんが数々の提案をしてもらったので、それを30分のショーパフォーマンスという形に落とし込むのは私の仕事です。
実際に可能な演出の取捨選択や時間配分などですね。
特に今回は前々からやりたかった「後手の工程を見せない」という手法を取り入れてみましたが、これが見事に嵌りました。
ひとつはショー開始前に後手を済ませておくことで他のプレイや演出に十分に時間を使うことができました。
もうひとつは私達の出番が5番目ということもあり観客は後手を見飽きているだろうということです。
そのうえで監禁ものとして自然な状況作りができたのは非常に効果的だったのではないでしょうか。

そんな感じで今回のショーはめぬ。さんのアーティスト性が全面に出た大変に面白いショーでした。
実際に会場にいたほとんどの方からチップをいただくことができたのがその証左ではないでしょうか。
毎度のことながらモデル様々です。

次回の6月のショーもめぬ。さんと組んで出る予定ですが、これを書いてる時点ですでに縛羅天7を超えるクオリティになりつつあります。
これからブラッシュアップをしていけばかなり気合の入ったショーになるのは間違いありません。
というわけで6/25(日)に錦糸町のミラージュで皆様のご来場をお待ちしております!!!!!!

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