まま先生

20代 出産、子育て。 30代 保育士試験合格。公立保育園、私立保育園で乳児を中心に担…

まま先生

20代 出産、子育て。 30代 保育士試験合格。公立保育園、私立保育園で乳児を中心に担任、リーダーを経験。 40代 ”一人ひとりに丁寧な保育”を目指して少人数の園で、勤務中。

最近の記事

薄まることもある

みどり色と働く車が好き過ぎて、 それ以外のものはほとんど興味を示さず、 流暢な喋り言葉でイヤイヤばかりしていた2歳児の彼。 その気持ちを受け止めながら、 散歩の度に、 他の色の素敵さも伝え、 いろいろな場面で、 他のモノの良さも伝え、 ては、 否定され、 という日々を半年以上続けていたら。 ついに、近頃、 そのこだわりが薄まって来たのです。 だんだん、みどり色を見ても特に過剰に反応しなくなり、 自分から、働く車を見つけても、 とくに気にならないといった様子。 ついに

    • 私は話すことが苦手

      私は話すことが苦手。 やり方の説明とか、 今日あったことを分かりやすく伝えるとか。 文章として、紙に書くとすらすらと まとめられるのですが、、。 こんな感じなので、 普段の保護者対応なら、 たどだどしいけど愛嬌で乗り切ってしまう 悪いクセがあります。 それでもなんとかなるのですが。 ちょっとマイナスイメージの話をしなければいけないときはとても困ります。 発達に遅れがみられたり、 持っている特性ゆえに集団がしんどそうだったり、 保護者にも園の様子を伝えて ご家庭と

      • とにかくなんか変

        とにかくなんか変 ここ最近のみんなが なんとなく変で 落ち着かないのは 梅雨 湿度 温度 元々持っている特性 大人もこの時期監査で忙しく、 それが伝わっているのかも知れない。 それにしても イヤイヤ こだわり 動かない が壮絶絶好調 みんながみんな そんな感じだから 今日はどうやってそのイヤイヤに 付き合おうか いや 考えても 答えは出ないな やはり 実際に 会って 目を見て 様子を伺って 初めて どう向き合えばいいのか 見えてくるのだ では、 今

        • お布団まできてくれて、ありがとう!

          お布団を嫌がって、 お昼寝しないといつも頑張っているあの子。 今日も、机で書き物をしていると、 「お膝に乗る」と入り込んで来たり、 ペンを持って自分も字を書く真似をしたり、 どれが自分の連絡帳なのかを 当てようとしたり、 随分と忙しそう。 修正テープを持たせてあげていたら、 いつの間にか、 上手に扱えるようになってビックリ。 渡したものの、 やっぱりお預かり。 当然、 「いやー」 となるわけで。 それじゃ、返そうか? 「いや、いやー」 お膝に来る? 「

        薄まることもある

          お布団イヤだから。

          お布団イヤだから。 だそうです。 午前中、 お散歩に出て、 散々歩いて、走り回って。 お昼になったら、 給食のおかわりもして、 リズム的にはもう眠たいしかない状況。 それでも寝ない。 絶対に眠くなんかならない という強い意志。 その意志だけで、 周りも眠っていく、 薄暗いお部屋のなか、 2時間起きて過ごすという、 猛者 それってどういうことなのでしょう。 分からないので、 直接本人に聞いてみた答えが 冒頭の 『お布団イヤだから』 ならばと、 ふかふかのクッショ

          お布団イヤだから。

          彼らはどうして走るのか。

          彼らはどうして走るのか。 心身の中の何かを放出させるがごとく、だただた走る。 その軌道は同じだったり、ちょっと横道にそれたり。 ・行ったり来たりでエンドレス ・行ったっきりでその先で着地(大体が寝転がっている) その子たち、とても楽しそうなんですよね。 一度、私も走ってみようかな。 そんなふうに思うくらい、 楽しそう。 だから、彼らの気が済むまで走らせておいてあげたい。 でも、今はその時間ではない場合、 こちらは困ってしまうのです。 でも、彼らはその今が走る時間な

          彼らはどうして走るのか。

          おしゃべりは上手だが人の話を聞いていない。

          女の子に多いような気がします。 最初は、その子の方から良く話しかけてくれて、 自分のこともお話してくれるので、 同じように、 こちらが話すことも理解してくれているのだろうと思うのです。 ところが、 しばらく同じ時間を過ごしていると、 見えてきます。 その子の中の世界には、 確固としたものが すでにあって、 その隙間に入ろうと思うと、 一筋縄ではいかないことが。 お散歩中に、 可愛いお花を見つけて、 見つけた嬉しい気持ちを、 その可愛さを、 伝えようとしても、 全然伝

          おしゃべりは上手だが人の話を聞いていない。

          「あとでね。」

          いつでも一人ひとりの気持ちに寄り添うこと保育をする中で、 ・何時までにこれをしなければならない。 ・何時からはこれをしたいと思っている。 そういう場面はたくさんあります。 そんな中でも、 子どもの一人ひとりの気持ちに寄り添いたい。 そういう思いで日々保育をしています。 それなのに、今日は、そんな思いと現実との葛藤のお話。 散歩に出ようと玄関先で子どもたちに帽子や靴を履かせて、 準備は万端で、玄関の外に出ようとしたとき、 子どものうちのひとりから、 「いちごする!」 と

          「あとでね。」