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JAMと名乗るまで


・ オタク気質

こんにちは。Smileです。私はJAMです。
JAMとは、2020年3月4日にデビューしたグローバルボーイズグループ「JO1」のファンの呼称です。

50歳も後半、還暦間近になりまさか我が子より年下のボーイズグループのファンになるとは。人生は面白いものです。
「オタク」(ヲタク)という言葉が生まれたのがいつかはわからないけど、私は子どもの頃はアニメオタクだったと思います。

アニメ専門誌を買い、映画が公開になると朝5時に限定プレゼントをもらいに並び、某アニメスクールのセル画の通信教育も受けていました。声優さんの名前を把握し、出演作品をチェックしていた時点で、今で言うとかなりオタクだったと自覚しています。もちろん、当時はそんな我々に呼称はなく、ただの「アニメ好き」と呼ばれていました。

何かに没頭する気質はこの頃からあったのだと思います。
しかし一貫して、いわゆる「アイドル」や「芸能人」にハマることはありませんでした。音楽は好きでしたが、曲が好きであってその人が好きなわけではない。友達がアイドルの追っかけをするのを横目で眺め、それよりシャアの方がかっこいいと思ってましたから。

私が日本で心を揺さぶられたのはアーティストは1人。久保田利伸(さん)です。初めて曲を聞いた時に、自分の体からリズムが湧き上がる感覚を覚えました。マイケル・ジャクソン以来の感覚でした。これはやがてくる出会いにつながるものでした。

・ 韓国ドラマとの出会い

  そんな私が一時期住んでいた対馬で、公私ともに韓国との関わりのある出来事が続き、ハングルを学ぶ機会を得ました。当時は毎週講座に通い、講座内の試験も受け、地元のケーブルテレビの韓国語講座に出演するという、今考えるとすごい経験をしていました。(なのに身についていない)

当時は「冬のソナタ」が流行り始めた頃でしたが、全く興味がわかず、ヨン様ブームにも乗れずにすぎました。
しばらくして、偶然見た「宮廷女官チャングムの誓い」で韓国歴史ドラマの面白さに目覚めたのです。

対馬を離れ、もともと映画好きでもあったことから、便利なサブスクでの映画鑑賞を始めました。おすすめに出てきた運命のドラマ、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」との出会いです。

それまで韓国ドラマではチャングムが最高!と言っていた私の中での順位が逆転した作品でした。初投稿でも、SF好きと書きましたが、ストーリー展開も大好物の展開。
    …となるとアニメの声優さん同様、キャストの他のドラマも見たくなるわけで、検索開始。

そうです!この瞬間に運命が大きく動き始めました。

トッケビに出演していた韓国俳優のイ・ドンウクさんが、ProduceX101の国民プロデューサー代表に決定の記事を発見しました。それが2019年3月4日のこと。振り返るために再度検索して、この日付を見て体が震えました。ほんとうに運命としか言えない事実になりました。
記事

1年後の3月4日にJO1はデビューしたのですから。

・ PRODUCE X101

 これって何?から始まり、見始めると止まらない。並行して再配信されていたProduce48も見ていました。見ながら応援したい練習生もでてきましたが、この時日本からは投票できず、歯がゆい思いだったのを覚えています。

そんな中、きっかけとなったドンウクさんは想像以上の素晴らしい人間性で、少年たちのストーリーを牽引していました。過去作に遡っても、"私が思う"最高の国民プロデュサー代表でした。

結果的にプエク(PRODUCE X101の略)は残念な経緯を辿ることになりましたが、素晴らしい出会いであったことには変わりありません。

そんなプエクが終わる時にあった告知。
PRODUCE101が日本で開催される!衝撃のニュースでした。 
日本で開催して韓国同様のレベルが保てるのか?クオリティは大丈夫なのか?練習生は日本人だけ?トレーナーはどうなるの⁉︎疑問が山積みでした。

しかし、それ以上に応援したい人に自分で投票できる!という楽しみに興奮しました。それがどんなに苦しいことなのか…まだ知らなかったのですから。

そして程なくその全ての感情が払拭される動画が公開されたのです。
ツカメ〜It's commikg〜

・ PRODUCE101JAPAN

 それは衝撃でした。
まずドンウクさんのイメージが色濃い中での国民プロデューサー代表が2人!しかも芸人さん。ただ、これは以前のオーディション司会経験のある方で、すぐに飲み込めました。
 ついで映し出されたセット!
韓国同様のクオリティの高さ。ひとつずつ疑問と不安が消えていきました。
そして何より、センターに立つ銀髪の子!明らかに他の子と違う!その動き、表情から目が離せません。
 夢を笑わないでと首を振り、いかつい容姿かと思えば柔らかい笑顔。

そして何よりダンスブレイクから後半にかけてのあふれてくるリズム。このグルーブ感は、これまでマイケルや久保田利伸から感じたあの感覚と同じ。この感覚をまた味わえることになろうとは!

日本開催というマイナスイメージが一気にプラスに転じた瞬間でした。

程なくして101人のそれぞれに注目した「チッケム」動画が公開され、私の一生で最も再生した動画が誕生しました。

同時に、私のJAMへの扉が開いた瞬間でした。

オーディション中の話はまたいつかの機会に。ただ、私がこの人物「川尻蓮」くんを確実に推すことになった場面だけをあげるなら、ツカメのセンターが決まった瞬間の言葉にあります。

こんな僕ですが、皆さん…
何が続くと思います?
普通は「よろしくお願いします」「ついてきてください」
でも彼は違いました。
どうか、みんなで協力していいステージを作りましょう

ステージが、音楽が1人でできるものではないことを、オーディションという選ばれる環境の中でも、しっかり自分の中に根付いているからこその言葉だと思いました。そして仲間を大切にできる存在だと、その言葉で彼の人間性を信頼できると感じたのです。
そしてその信頼はその後薄れるどころか、日増しに確固たるものになっていったのです。

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