先日TVで豊洲市場のニュースを見ながらふと呟いた息子のセリフです。なんのこっちゃ？メディアで世界各国から日本に旅行した人がお寿司を食べて美味しそうにしている姿、よく見かけますね。そのニュースを見て外国人＝寿司好き、わからなくもないけれどよく考えたら日本やお寿司に興味のない外国人ってそもそも日本のメディアの目に止まることはないわけであって、恐らく日本やお寿司に興味を示す外国人は多数派ではないはず。なのにメディアのニュースを見て「外国人＝寿司好き」と思ってしまう、これって所謂アンコンシャスバイアスだなーと思ったのでありました。息子も何気なく発言しただけでそのことに何の疑問も感じてない様子で、私が「それは日本では日本やお寿司を好きな人ばかりにインタビューしてるからであって皆がお寿司好きとは限らないよ」と応えたけどなんだかピンときてないようです。

今回は息子の発言から気付いたわけですが、こうしていつの間にか植え付けられている無意識のバイアスってきっとたくさんあるんだろうなと思います。なかなか俯瞰して物事を見るのって難しいけれど、TVやメディアの一方的な情報を鵜呑みにせず常に自分の頭で考え、これってほんとにそうなの？と立ち止まってみることは大事なんだろうなと思いました。よく言う、クリティカルシンキングってやつですね。

それではまた！