"コンビニの数より多い鍼灸院や整骨院、整体院の数"

鍼灸界を含む、体のケアの業界は、サービスが飽和している状態だと思います。この記事では、７日で５０万の鍼灸院を経営している筆者が、ブルーオーシャン、レッドオーシャンとは何ぞや？そして、これからの鍼灸師の鍼灸院の戦い方（経営の仕方）を書いていきたいと思います。

【１】ブルーオシャン、レッドオーシャンとは？

まず、そもそも、ブルーオーシャンとレッドオーシャンって何ぞや？という疑問があると思います。
レッドオーシャンとは、競合相手が多く、競争によって血塗られた既存の事業の領域をさしています。このレッドオーシャンの世界で起こりやすいのが、価格競争です。同じようなサービスがあれば、誰だって安い方がよいですよね。レッドオーシャンの世界では、安いものが売れやすくなり、個人で戦っている個人鍼灸院は、厳しい戦いを強いられます。

レッドオーシャンと逆の概念が、ブルーオーシャンです。
ブルーオーシャン戦略では、新しい市場を生み出し、新領域に事業を展開していくので、他の人と競合することが少なく、高成長、高収益を手にいれることが可能になるのです。

【２】これからの鍼灸院の戦い方とは？

厚生労働省の調査で、１０年で５０％増になるくらい、整骨院、整体院、鍼灸院の数は増えています。もはや、鍼灸院経営をするのは、レッドオーシャンで戦っていることになると思います。
この結果を見ると、何も考えずに鍼灸院を初めてたとしたら、大荒れの海に、小さなヨットで航海に出るくらい無謀な戦いになるのが分かりますよね…。

では、どうすれば良いのか？

考えなければいけないのは、２つ。

そこが本当にレッドオーシャンなのか？を考えることだと思います。

例えば、鍼灸院は山のようにあり、鍼灸師は山のようにいます。
でも、あなたという人は、たった一人！そう、あなたという世界で戦うならば、あなたに勝てる人は誰もいません。
つまり、個人の良さを全面に押し出し、僕の！私の！鍼灸院に来ると、こんな経歴を持ち、こんな想いで施術をしている鍼灸師が、あなたのお悩みをこんな風に解決しますよ！をめちゃくちゃ伝えることが大事になってくるのです。

次に考えることが、
レッドオーシャンの中にブルーオーシャンを探すことです。
確かに、全体の大きな枠組みで見ると鍼灸院経営はレッドオーシャンの部類に入ると思います。
しかし、その中で、誰もやっていないサービスを作ったり、施術を行うことで、その領域はレッドオーシャンの中のブルーオーシャンになるのです。
あなたの地域で、他の鍼灸院ではやっていないサービスは何ですか？
ライバルチェックもしながら、見つけてみてくださいね＾＾

最後に：

今まで聞いたことがないようなワードとして、ブルーオーシャンやレッドオーシャンという言葉があるかな？と思います。
用語は、どうでも良いのですが、この考え方を持ち、鍼灸院やサロンを初めていかないと、開業したものの、すぐにお店を閉めなければいけない事態になってしまいます。
ぜひ、ブルーオーシャンの部分はどこかな？という目線で探してみてくださいね＾＾

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