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価値循環からの豊かさ:合唱公演を終えて

昨年からずっと準備してきた、その合唱団の公演。
先日、無事お披露目することができました。

このご時世、開催できるのかな?と心配したこともありましたが、
合唱連盟のガイドラインの遵守を徹底し、
練習、強化合宿、本番についても各会場やホールの方と相談し、
できる限りの感染対策を施して、無事開催できました。

一団員としては、
関係各所および合唱団事務局の配慮のお陰をあらためて感じています。

また、ここのところの感染急拡大もあり、
どれくらいの方が足を運んでくれるだろう、との心配もありましたが、
本当に多くの方にお越しいただきました。

舞台から見ると当初想定していた7割満席からそれほど変わってないくらいに見えました。 ホールの方も来場者数に驚いていた、という話も伝え聞きました。

やむなく来られなくなった方からは、応援メッセージを、
そして、応援プログラムやメッセージを通じて届けてもらった応援もありました。

公演が終わって数日たった今も、じんわりと湧く感謝を味わっています。
本当にありがとうございました。

実は、所属する「今を生きる人合唱団」、
これまで2018年からエジプト、米国ワシントンD.C. 、白馬で公演していますが、
今回が初の有料自主公演でした。

それもあって、足を運んでくれた方に少しでも多く楽しんでもらいたい、
という気持ちで練習してきました。

どこまでうまくいったかわかりませんが、
アンケートの回収率も高く、これまたホールの方が驚いていたと聞きました。

こういう話を聞くと
「楽しんでもらえたんだろうな」と、「公演して良かったな」、
という気持ちになります。

いま、
今回の公演へ向けての練習、
そして実際の公演を振り返ってみて、
受け取ったものはたくさんあります。

音楽の楽しさや、奥深さ。
人に喜んでもらう、楽しんでもらうということ。
それがまた返ってきて自分の喜びになること。

そういう意味では、
価値循環の基本をビンビン感じた体験となりました。

誰かに楽しさを届ける。
誰かのつらさが和らぐ。

それが提供する側の喜びになる。

そして、今度は
誰かが提供する「なにかいい物」を受け取る。
僕はそれに喜ぶ。

それが「なにか」を提供した側の喜びになる。

こうして喜びは連鎖する。
そしてそれに応じて経済も連鎖する。

夢物語でしょうか?

正直若い頃は夢物語だと思っていました。
でも今はそうではなく、「選択」だと思っています。
ちょうど、ジョン・レノンがイマジンで歌ったように。

You may say I'm a dreamer
君は僕を夢想家だと言うかもしれない
But I'm not the only one
でも僕一人ではない
I hope someday you'll join us
いつか君も仲間に加わることを願っている
And the world will be as one
そして世界は一つとして生きるんだ

John Lennon - Imagine

今回の公演で受け取ったものを、
日常に活かしていきたいと思います。

少しずつ、一歩ずつ、
よりよい価値が循環し、
より多くの人が豊かになる世の中になるように、

そんな変化を加速する触媒になりたい、
と思ったのでした。

「今を生きる人合唱団」


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