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いのちの縦糸

今日は、旧のお盆の入り。

先祖の御霊をお迎えおまつりし、慰め感謝を捧げる機会です。

今年は家系図を調べ始めたこともあり、これまでよりご先祖に意識が向いています。

子供の頃は父方が浄土宗だったので、お彼岸には総本山である京都は河原町にある知恩院によくお参りしていました。

しかし長じては、帰省した時のお墓まいりと思い立った時の先祖供養くらいで、疎かになっていました。

さて、お盆・お彼岸というとどうしても仏教がイメージされますが、もともとは日本古来の古神道的世界観の祖霊信仰があって、それが六世紀半ばに伝来した仏教と結びついて現在まで続いているようです。

自分の感覚としては仏事としてのお盆より、古神道的世界観の中にある祖霊信仰としてのそれの方がしっくりくるので、あらためて捉え直しているところです。

※参考「先祖のまつり」 
 「草葉(くさば)の蔭(かげ)から見守る」という言葉がありますが、ご先祖さまの御霊(みたま)は、常に私たちの身近にいらっしゃって、私たちを見守っています。この祖霊(それい)を慰め、霊威(れいい)が昂(たかま)っていただくために行う「祭(まつ)り」を「先祖まつり」といいます。お盆や春秋のお彼岸の行事などは、今では仏事のように一般には思われていますが、祖霊(それい)をおまつりすることは、もともと仏教にはない我が国の固有(こゆう)の習俗(しゅうぞく)です。
引用元:神社ものしり辞典

今日は神棚に向かい、ご先祖の御霊に感謝と慰霊の気持ちを捧げようと思います。

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