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❸15年ぶりの全身麻酔手術|胆のう摘出手術 いざ本番→術後まで

胆石が見つかり、胆のう摘出手術をすることになったお話です。


前回の記事から4日経ち、いざ入院。

ちなみに、入院前日夜にもまた!痛みが出て、大きな痛みにならないことを願いつつ耐えてたら、それほど大きくなく、日付が変わるころには落ち着きましたよ。あぁ早く解放されたい。

※過去の記事はこちら。

1.いざ入院

朝入院して、午後1時くらいには手術とのこと。手術時間は1時間くらい。

ドキドキです。

事前に手術用の服に着替えた(点滴があっても着替えやすいよう、袖にボタンがあって脱ぎ着できる)。

が、パンツはそのままでいいそう。
え、いいの?
全身麻酔だし、脱がないの??

言われるままにパンツはそのまま、家族に付き添われながら手術室へ。


2.全身麻酔

15年ほど前、全身麻酔の手術をしたことがあるのですが、その時は背中の脊髄に麻酔の針を入れる腰椎麻酔だった。

その背中に刺すのが痛くて痛くて!!!
思い出すのもつらいほど・・・。

で、今回、すでに刺してある点滴の針を使って、麻酔が入っていくとのこと。
おぉ~!これは楽ではないか!

何かされるでもなく、気が付くと眠りにつくということね。


3.気がつくと終わっていた

麻酔科の先生とか何か指示を出してそれに従っていたのだけど、一瞬意識がなくなったけど、すぐに戻ってきた。

口の中に何か入っているけど、動かしてみることができない。
目も開けられないような気がする。

あれ、さっきの指示なんだっけ?
あれ?もしかしてもう終わってる??

そうよね。眠ってる間は意識ないのだから、私としては一瞬。

痛みがすこーし出てきた。
でも耐えられる。


4.麻酔が効きにくい体質

全身麻酔でお腹を切る手術の経験が過去に2回ある。
私としては、壮絶で、なんなら本1冊にまとめて出版したいくらいだった。

麻酔が効きにくい体であることが、1回目の手術で分かったのだ。

術後の痛みがものすごくて、一晩中うなって暴れて、耐えて、朝、看護師さんと話せた時には、安心したのか、涙をだーーーっと流して過呼吸になった。

「て、手がしびれるんですけどーー!」と泣きながら訴えたら、それは過呼吸というのだと教えられた。
深呼吸を促され、すぐに落ち着いた。


その約1年後である2回目の手術の時は、帝王切開(出産)で、部分麻酔をしたところを、先生がピンセット?でつまむと痛いのだ。

ん?効いてない?

ということで急遽全身麻酔へ。

さらに、脊髄に刺した針の穴から、脊髄が漏れるとかで、術後、起き上がるとものすごい激しい頭痛に襲われた。

毎日ずっと泣いてた。
ホルモンバランスの乱れもあったと思う。

生まれたばかりの赤ちゃんをまともに抱っこできない。

穴が塞げば痛みは治まるらしい。
すぐに埋まる人もいれば、1か月かかる人もいるそう。

幸い?4回目くらいに痛みが治まったのだった。


5.今回の麻酔はどうか?!

そんな感じだったので、誰に伝えておけばいいのか分からないので、来る看護師さん、先生たちみんなに

「麻酔が効きにくい体質なんです!!歯医者さんでも、何回も麻酔を足されるんです!」

と伝えまくった。

そのたびに、「痛かったら麻酔足せますのでね、安心してください。」と言ってもらえて、安心した。

で、いざ本番。
目が覚めてから、術後の痛みが少しずつ増していく。

こ、これは・・・痛い!!!

今回はおへそからの腹腔鏡手術なので、15年前ほどの大きな負担はないから、もっと楽だと思ってたけど、やっぱり痛い!!

しかも術後すぐはちょっとでも動くとそれが痛みを起こすので、じっとしていた方がいい。

が、痛くて悶える。
必死にサイドのバー?を掴む。

やっぱり耐えられなくて、ナースコールを呼び、追加?新規?の麻酔(点滴)を入れてもらった。

30分ほどで効いたので、落ち着いて横になれた。

のどに管を入れてた影響で、のどがイガイガするが、ここで咳払いをすると、お腹の傷に激痛が走ることに。

でもイガイガする!

これはこれで悶絶・・・。

管で吸引してもらうも、痛い!
鼻からにしましょう、と鼻から吸ったら痛い!!

いやもう、ガマンした方がマシのようだ・・・。


6.じっとしているだけのヒマな時間

おへそのみとはいえ、お腹を切ってるので、腕と頭と足が少ししか動かせない。
(動かそうものなら痛みで悶絶する)

しかも、片腕は血圧計が常時ついてて、腕は曲げられない。

スマホを使うのはOKとのことで、持ってきてもらったけど、片手だし、寝たきりだしで、ちょっとメールチェックが精一杯。

あぁヒマだ。

壁にかかってる時計が少し傾いてるのが気になる。

スプリンクラーの形状を眺める。

どこかから聞こえてくる機械音がリズミカルで、変な言葉に聞こえて、これ、中学生の息子に言ったら笑うだろうなぁと想像する。
(笑ってしまうと痛いので、笑うのは厳禁)

普段から、「何もしない」というのが苦痛なタイプなもので、このじっとしているだけの約20時間というのは、うーん・・・かなりの地獄だった・・・。


7.当日はスタッフステーション近くの部屋で管理

手術当日から翌日の朝までは、スタッフステーション(今はナースステーションとは言わない)の近くの部屋で、ずっと管理される状態で、翌日午前中に一般病棟に戻るとのこと。

お腹動かせないし、まだ痛みはバッチリあるし、本当にこの状態で戻れるのか?!と不安だぁ・・・。


翌日は、一般病棟へ&食事もスタート!?


続きはこちら。

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