繊細すぎる女性の宿命なのかもしれません。

今月も、期間限定のプチ鬱とのお付き合いがはじまっています。
爽やかな朝日とは裏腹に、気分はどんより雨模様。いつも心の片隅にあった不安のかけらが、一気に邪悪な顔をして悩ませてくる。押し寄せるマイナスの感情は、自分では制御困難です。いつものパフォーマンスは出せず、ただただ嵐が過ぎ去るのを待つ日々…。
昨日は悪天候でメンタルにダブルパンチ。こんな気持ちを文章には乗せられないと、連続投稿もストップする決断をしました…。

これが、私を悩ます月経前症候群(PMS)です。
生理が始まる1週間前から症状が現れる人が多いのですが、2週間前から症状が現れる人、2、3日前に集中する人など個人差があるようです。

私は20歳過ぎから、ずっとPMSと付き合い続けています。
PMSは、具体的な原因や治療法が見つかっておらず、認知度もあまり上がっていません。
noteでも、苦しみながら前を向こうと発信されている方が大勢いらっしゃいます。
なので、私も当事者としてPMSについて発信して、力になりたいと思っていました。

どうやら、男性にも「心のPMS」はあるようですので、読んでいただけると嬉しいです。

今回は、私のPMS緩和アイテムをご紹介していきます。
PMSの悩みを抱える方や、パートナーがPMSで苦しんでいる方のお力になれたら幸いです。

月経前症候群(PMS)とは

最初に症状について、簡単にご説明しますね。

月経前症候群(PMS)
生理の前になると決まって不快な症状が現れ、日常生活にまで支障をきたすことをといいます。多くの場合、生理が始まると症状が軽くなり消失するのが特徴です。

症状は、身体と心の両方にあらわれます。どちらか片方が強い方もいます。

＜身体症状＞
下腹部の痛みや膨満感、乳房の痛み、肌トラブル、むくみ、頭痛、めまい、肩こりなど
＜精神症状＞
イライラや情緒不安定、憂うつ感、注意力の低下、睡眠障害

PMSは暴れ馬

PMSで悩まれている女性はとても多いと思います。
中でも困ってしまうのが、怒りや憎しみの感情がカァーっと湧きやすいこと。
まるで何かが乗り移ったかのように、本来の自分ではない人格になってしまうんですね。
うっかり感情を周囲に向けてしまうと、人間関係に支障をきたし、望まぬ結果になってしまうこともあります。
PMSは暴れ馬のように、コントロール困難なんです。

私のPMSアイテム

PMSの期間は、イライラや不安が常に心に佇んでいます。もうしぶといんです。
自分の意思ではコントロールできないので、リラックスアイテムの力をありがたくお借りしています。
今回は、王道のものからオリジナルのものも含め、４つご紹介します

① ラベンダーのアロマオイル

普段から取り入れているラベンダーアロマオイルに、いつも以上にお世話になっています。
ラベンダーには抗うつ状態を和らげてくれる効果があります。
吸い込むと、ギュゥっとなっていた脳をふんわりと包み込み、安心感をもたらしてくれます。
アロマには自然治癒力があるので、免疫をも高めてくれる心強い味方です。

②カモミールのハーブティー

普段飲んでいる紅茶を、PMSの期間はカモミールハーブティーに切り替えています。
カモミールにはリラックス効果があり、アロマのように高ぶった気分をスッーと鎮静化してくれます。

③コーヒーはカフェインレスに

眠気覚ましのコーヒーは、カフェインレスにしています。
マイブームは「たんぽぽコーヒー」です。

たんぽぽの根っこがコーヒーの味に似ていることから、コーヒーのように焙煎して商品化されています。
お味は、コクのあるウーロン茶のような、薄いアメリカンコーヒーのような風味で、飲みやすいです。
コーヒーながらリラックス効果や安眠効果があって、とてもおすすめです。

④528Hzの音叉BGM

PMSの期間は、心の葛藤で大忙しで、とても気力を消耗します。
そのため、周囲の情報はなるべく減らして、脳を休ませています。
普段聴いているリラックスBGMも、メロディのないシンプルな音源を探しました。
528Hzは「愛と癒しの周波数」と言われている、PMSの時期にぴったりのHzです。
自律神経を整え、リラックスモードの副交感神経に直接作用します。
この528Hzに調律した音叉の音を聞くだけで、一気に脳が休まります。

まとめ

辛い時期が毎月訪れるPMSとのお付き合いは、忍耐が伴います。ずっと続くのなら、少しでも振り回されないように、上手に付き合っていきたいです。これからも、当事者の気持ちを綴っていけたらと思います。