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クエスト『ファンタジーな塗りを求めて』

はじめに


ファンタジーな世界観のイラストで副業絵師を目指すという目標を掲げ、日々画力という名の経験値をためレベルアップをしようと画策している”冒険者すみす”です。

今月は、最近挑戦し始めた新しい塗りについて話していきたいと思います。


もちろんオリジナルのカリキュラムも継続中です

動機

そもそも私の着彩方法は何というかすごく我流でいつもイラストを描いていてもその一つの方法でしか塗りを行っていませんでした。

昨年の夏ごろに一度自分の着彩の仕方を見直した時期もあったのですが、それ以降は変わらず今に至る感じでした。

ちなみに、自分の塗りに納得もいっていませんでした。

では、なぜずっと塗りの勉強をせず放置していたのか!?

それはイラストを描くとき自分のお決まりパターンで描くのがだったからです。

しかし、ここから次のレベルにステップアップするには、今までのやり方ではダメだと気づきやっと重い腰を上げる感じです。

今年に入ってファンタジー絵師として生きていくと決めたことだし、これは変更する絶好のタイミングであるかもしれないですしね。


実はこういう地味練は嫌いじゃないんです

現状


まずは自分の今の塗りについて考えてみます。

基本的にはアニメ塗りと呼ばれる手法をベースにしています。

でも、先ほども触れた昨年の夏に見直した時期にただのアニメ塗りでは不満で少し筆跡が残るようなブラシと「塗り&なじませ」を多用してぼかしを入れたりする工夫を凝らしていました。

でもこれだけじゃ到底ファンタジー感が出ているとは言えません。

ファンタジーな絵柄。
目指すところは明確に決まっているのです。


昨年のクリスマスに描いた紐神様

ファンタジーなイラストってどんなもの?

突然ですが、みなさんはファンタジーイラストと聞いてどんな絵を想像するでしょうか?

答えは人によって違ってくるとは思いますが、私は少しアナログっぽい筆跡が残るあたたかみのある厚塗りの絵が思い浮かびました。

私と同じく厚塗りと答える方、多いのではないでしょうか。

すごく憧れてはいたのですが、厚塗り=上級者というイメージがなぜかあって今まで挑戦することはありませんでした。

しかし、我流のままではいつまで経っても満足のいく絵柄には変われません。

今回は思い切って厚塗りに挑戦してみます!


参考資料にも使えると思いポチリましたfigmaです

何を参考に学ぶか

問題は厚塗りに挑戦するにあたり何を参考にするかということです。

ネットやYouTubeを検索したらたくさんの情報がヒットしました。

有名絵師さんが紹介している記事もチラホラ。

中には、某有名ゲーム風と謳っているものもありました。

いろいろあるけど結局自分の琴線に触れるもの(絵柄)じゃないとモチベも上がってきませんし効果も低いものになってしまうでしょう。

ここの選択は自分のセンスにかかっているとも言えるかもしれません。

数ある記事や動画の中から私が選んだのは”タカ氏”先生のColoso.の講座でした。

選んだ理由はズバリ、ゴージャスな絵柄に惹かれたからです。

直感です!!

その名も「厚塗り技法とラグジュアリーな演出で描くキャラクターイラスト」


フィギュアを参考に描きました

Coloso.

最初に言ってしまうと、私はまだこの講座のすべてを受講し終えたわけではありません。

ですから、この講座をレビューするには時期尚早です。

ですが、そうなんですが、これはいい買い物だったと前半だけの視聴でもうすでに手応えを感じております。

順番に説明します。

セクション1と2の導入部で基礎知識(人体の比率など)を学びます。

ここら辺はイラスト中級者ともなると一度はどこかで聞いたことがあるものがほとんどでした。

復習のような内容ですね。

セクション3からいよいよ厚塗りの解説に入ります。

受講内容をすべて詳細に描くことはできませんので、少しだけにとどめ紹介していきたいと思います。


いつものアニメ塗り

厚塗りの解説

はじめに、先生が使用しているブラシを紹介してくれます。

このブラシが非常によくて、いい感じに筆跡が残ってくれるようなブラシでした。

そのブラシを使用して「りんご」を描きます。

りんごの凹凸、陰影などを意識しながら描いていきます。

さすがに講座で描いた画像をアップすることはNG行為なので、似たようなものとしてレモンを描いてみました。


色変えたらジャガイモに見えなくもない💦

レモンですって最初に言ったから分かるかもしれないけど、ちょっとレベルが低い出来ですね。

はじめから上手にとはいきませんでした。

正直、まだ私の理解度が低いようです。

しかし、続く”過程からの固定概念を捨てる厚塗り入門”のセクションを視聴してヒントを得ます。

というのも、この塗りの方法はガチガチの厚塗りという感じではなく、まずアニメ塗りをしてそのあとで厚塗りへ入る方法なのです。

この方法、私にはピッタリというか、すごく分かりやすいものでした。

まずは試しに見よう見まねで一枚描いてみました。


どうでしょうか?

う~ん、まだまだ厚塗りと呼ぶには物足りないでしょうか。

ここで次のセクションに進みたい気持ちを抑えもう一度動画を見ながら一枚描いてみました。


大好きなマンガ”葬送のフリーレン”から

どうかな?

う、さっきよりは少し良くなったかも…

まだまだ改善の余地はありそうだ。

何ごとも繰り返しが重要。

そんな簡単に自分のモノにするのは無理な話です。

三度動画を視聴しながらイラストを描きました。

じゃ~ん♪


どうですか??

少しは”厚塗りっぽく”なってきたんじゃないでしょうか。

例によって評価は読者のみなさんに委ねますが、自分としてはすごく手応えを感じております。

何よりこの塗り方、すごく気持ちいいんですよ!

特に、”加筆”のパートがやたら気持ちがよいです。

描いているときは神絵師にでもなったように調子をこきながら描いていました。

これでまだ序の口。
講座は前半です。

後半には、グリザイユ、厚塗りの応用、質感の塗分け、配色など盛りだくさんの内容が残っています。

これをすべて受講し終えた後の自分のイラストがどう変化するのか今からすごく楽しみです。

う~ん、自分一人で盛り上がっていても少し説得力に欠けるかと思いますので、ここでちょうど1年前のイラストを掲載して最後締めくくりたいと思います。

着実にレベルアップしていると信じて後半戦行ってみたいと思います!!


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