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梅雨の鬱憤を吹き飛ばす🔥 スタッフがオススメする激アツロック🤘爆音再生のススメ

みなさん、もうすぐ7月ですね。梅雨のじめじめした気候やGW以来祝日もなく息抜きしにくい感じで、気持ちダウナーになっていませんか?

そんな日頃の鬱憤を、【爆音で音楽を聴く】という行為でもって吹き飛ばしましょう!今回は、“爆音再生のススメ”ということで、大音量で爽快感がアップするロック…とりわけハード・ロック/ヘヴィ・メタル/ラウド・ロックに軸を置いてご紹介します!

なんと、最新の研究で “ヘヴィ・メタルを聴くことで血圧を下げストレスを軽減するのに役立つ” という興味深い結果も出ているようです…!

そんなわけで、憂鬱を吹き飛ばす爆音ロックを、ソニー洋楽スタッフの中で結成された<ソニメタラウド部>メンバーが思い入れとともにレコメンドさせていただきます!!


<ソニメタラウド部>とは?

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ロック/ハード・ロック/ヘヴィ・メタル/ラウド・ロックをこよなく愛するソニー洋楽スタッフが立ち上げたSNSアカウント。ソニー洋楽のメタルでラウドな…つまり <ソニメタラウド> なアーティストの最新情報をTwitterInstagramで発信中です。

それでは、日々爆音ロックの情報をキャッチ&リリースし続ける<ソニメタラウド部>のメンバー4人による
梅雨の鬱憤を吹き飛ばす🔥激アツロック🤘
どうぞ爆音で再生しながらチェックしてみてください!


スタッフ①:アニキ(部長)のオススメ!

ソニメタnote-1

個人的にロックは、人間臭さとテクノロジーの絶妙なバランスで発展してきた音楽だと思ってます。ありとあらゆる気持ちにハマる曲があり、時代によるサウンドの質感の違いもはっきりあるのに、古い曲も新しい曲も同列で聴ける普遍的な魅力があります。
そんなロックからおすすめしたい曲はたくさんあるのですが、今回はヘヴィ・メタルに絞って、理屈抜きにテンションが上がる曲を2曲紹介したいと思います。

1:「パラノイド」 by ブラック・サバス~オジー・オズボーン

“メタルの帝王”オジー・オズボーンが在籍していたことでも知られ、ヘヴィ・メタルの元祖とも呼ばれるブラック・サバスの代表曲のひとつ。ソロ転向後もオジーが必ずライヴでプレイするまさに鉄板曲です。
オジーのキャラクターにぴったりのタイトルのこの曲、ブラック・サバスが1970年に発表した2ndアルバム表題曲で、全英シングル・チャートで4位を記録するなど彼らの名を世界に知らしめました。
アルバムの作品力や独自の世界観、オリジナリティで勝負するこの手のバンドがシングル・ヒットを飛ばすのは異例のことでした。なんと言ってもホラー映画や黒魔術の影響を大いに受けたバンドですから、なおさらです。
それほど多くの人を惹きつける魅力(魔力?)があったということでしょう。僕も、この曲でオジーとサバスが好きになりました。
ただ、この曲はダーク&ヘヴィが売りの彼らの中では珍しいタイプのわかりやすい疾走ナンバーさで、もっと彼らの世界観が色濃く出ている他の代表曲「アイアン・マン」や「ウォー・ピッグス」などに比べて超シンプルで圧倒的にノリのいい曲調です。だから万人向けだったとも言えるでしょう。
僕はこの曲を聴くと、ちょっとせかせかしたくなるというか、何かせずにはいられません。例えば掃除とか(笑)。
のっぺりしてちょっと鼻の詰まったような独特のヴォーカル、いわゆるサビらしいサビは無いのにひたすらキャッチーなギターリフと覚えやすいAメロは知らず知らずのうちに脳内リフレインを引き起こし、本当にテキパキとはかどりますので、何かしたいけどどうも腰が重い…という時は、ぜひこの曲をかけてみてほしいですね。

2:「ヘリオン~エレクトリック・アイ」 by ジューダス・プリースト

“メタル・ゴッド”ロブ・ハルフォード率いるジューダス・プリーストの1982年に発表した8thアルバム『復讐の叫び』(Screaming For Vengeance)のオープニングを飾る曲です。
この「ヘリオン」「エレクトリック・アイ」は曲名としては分かれてますが、2つで1曲と言える作風でライヴでも必ずセットで披露されます。
『復讐の叫び』は彼らが全米制覇することになる大ヒット・アルバムで、脂の乗り切った勢いと楽曲の充実度、演奏のキレなど、まさに彼らの黄金期にあり、80年代メタル・シーンの活況を巻き起こしたブリティッシュ・ヘヴィ・メタル勢の名刺代わりのような作品ですから、どれから聴いていいかわからない人にはこの作品をお薦めします。
ドラマティックで威風堂々としたインストの「ヘリオン」、その余韻を切り裂くように刻まれる鋭利なギターリフとクールなトーンの歌い出しで始まる「エレクトリック・アイ」。気持ちのいいスピード感に、ライヴでは観客がシンガロングするサビとアグレッシヴで華やかなギターソロがもたらす高揚感は、僕にとっての鳥肌メタル・チューンです。
自分を鼓舞したい時、とにかく疾走したい時(車でもジョギングでも)、何かに立ち向かう時(!?)、勇気とパワーをくれること請け合いです。

さて、この2組、奇しくも同じイギリスはバーミンガム出身です。工業都市バーミンガムは産業革命の時期に金属工業や機械工業で発展した町です。まさに“メタル”と“マシーン”。これが音楽に少なからず影響を与えたのは確かでしょう。もしバーミンガムが工業都市でなかったら、この両者はどんな音楽をやっていたのか…メタル・シーンは今とは違うんじゃないか、なんて考えてしまいます。それくらい彼らがヘヴィ・メタルというジャンルに与えた影響は絶大です。ヘヴィ・メタルを聴いたことがない方、あるいはレジェンド系はまだチェックしてないという方は、まずはこの「帝王」と「神」から聴くのが良いでしょう。
というわけで、ストレス発散、心身のパワー充電、日々の生活のガソリン注入にハード・ロックやヘヴィ・メタルはやはり最適!です。

ちなみに…。そんなブラック・サバス/オジー・オズボーンとジューダス・プリーストは同郷のよしみからか大の仲良し。
ブラック・サバス再結成ツアーでオジーが体調を崩した際は、急遽ロブ・ハルフォードがオジーの代役を務めたり、今は中断されていますがオジーの最新ツアー<ノー・モア・ツアーズ2>ではジューダス・プリーストと一緒に世界をサーキットしています(2022年に再開予定)。
また、記憶に新しいところでは日本で開催されたロック・フェス<ダウンロード・ジャパン2019>でも、ヘッドライナーのオジーのキャンセルという緊急事態に急遽ピンチヒッターとしてジューダス・プリースト(偶然にも南アフリカ公演がキャンセルとなり来日が可能に!)が参戦し、穴埋め以上の盛り上げに貢献するなど、彼らの間柄ならではのエピソードもありました。音楽そのものや破天荒ネタだけではない友情物語もこの両者にはあるのです。


スタッフ②:腹ペコ(副部長)のオススメ!

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私がオススメする曲はブリング・ミー・ザ・ホライズンの「スローン」

この曲は『ザッツ・ザ・スピリット』というアルバムに収録されているのですが、ライヴでも最後に演奏される人気曲です。曲が公開されたのは2015年6月24日、ちょうど今くらい…梅雨の時期ですね。

アルバムのジャケット写真は傘のイラストとなっており、日本のファンの中では“傘のアルバム”とも言われており、BMTH(ブリング・ミー・ザ・ホライズンの略称)の知名度をぐっとあげたアルバムでもあります。

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…というのも、それまではもっと叫んで怒鳴っているような速く激しい曲が多かったのですが、このアルバムの前の2013年に発売されたアルバム『センピターナル』から少しずつ変化してきます。その変化は同年に加入したキーボーディスト、ジョーダン・フィッシュが関係しているのは間違いない、と個人的には思っています。

ブリング・ミー・ザ・ホライズンはUKのロック・バンドでティーンから30・40代あたりまで幅広い層に絶大なる人気を誇るバンドです。メンバーはオリヴァー・サイクス(ヴォーカル)、リー・マリア(ギター)、マット・キーン(ベース)マット・ニコルス(ドラムス)ジョーダン・フィッシュ(キーボード)。
ヴォーカルのオリヴァーは全身に入っているタトゥーのインパクトがスゴいですが、30代に突入し、さらに再婚もして、とても穏やかになりました。
カリスマ的人気で、ファッショニスタとしても崇拝されています。自身のアパレル・ブランドも展開しています。

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そして、彼らは親日家としても知られています。
日本のアニメやゲーム、そしてファッションなどが好きで初来日は2009年、そのあと2014年までは毎年来日。その後は2019年サマーソニックで久々の来日を果たした際は、日本のファンの熱烈な歓迎っぷりにメンバーも感動したそうで、その年は2度も来日。HYDEやLiSA、BABYMETAL、Crossfaith、Aimer、coldrainなど、日本でもBMTH好きを公言しているアーティストが多数います。

最近では2019年に小島秀夫氏が手掛け世界的ヒットを記録したゲーム『デス・ストランディング』のサウンドトラックに「ルーデンス」という曲を提供しています。
また、2019年にはソニーのスマートフォン「Xperia 5」のTVCMに登場し、お茶の間でもその姿が流れました。この曲なら耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

BMTHのことを語りだすと止まりません…!是非いろいろ彼らの曲を聴いてみて下さい!!


スタッフ③:ダイラ(書記)のオススメ!

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♬北欧から届く新たなるロック・サウンド、力強くも爽快感溢れるナンバー
H.E.R.O.「スーパーパワーズ」

この時期のジメジメした気分を吹っ飛ばせ!というテーマなので、涼しいイメージのある北欧のロックからチョイスしてみました。
北欧のイメージって皆さんの中では、冷涼である…以外にはどんな感じでしょうか?治安&福利厚生がいい、おしゃれな家具、意外とサッカーが強い、優れたF1ドライバーを輩出(これはフィンランドのみ)な、いろいろありますが、私の中では何と言っても“メタル”なのです。

一口に北欧メタルといっても多彩なジャンルが存在し、ヨーロッパやチルドレン・オブ・ボトム、アット・ザ・ゲイツetc.様々なバンドがロック・ファンを魅了しています。どことなく哀愁が漂い透明感がありながら、デス声、音速のリフなどもあり、このある意味両極端な世界観が混在するところが、日本人の琴線に触れるのかもしれませんね(個人的には日本のビジュアル系のサウンドや世界観にも通じるものを感じています)。

そんな北欧はデンマークのH.E.R.O.(読み方:ヒーロー)というバンドを紹介します!4人組で2019年デビューのまだまだこれからの新鋭ですが、同郷の先輩ディジー・ミズ・リジーやMEWなどにも通じる、覚えやすいメロディが特徴です。(そしてルックスもいい!)

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彼らの気分を上げてくれる1曲は、日本でもラジオでヒットした彼らの代表曲「スーパーパワーズ」。このイントロからのコーラス、クリアなヴォーカル、サビの高揚感どれをとっても開放感に満ち溢れ、なんだか車や清涼飲料水のCMで使用されていてもおかしくない楽曲だと思いますね。
もうかれこれ何回聴いたか分かりませんが、いつも気持ちがリセットされる不思議な1曲です。厳密にいうとメタルではない…かもしれませんが、この曲の哀愁が北欧らしさを十二分に醸し出しています。何かに迷った時、嫌なことを忘れたい時、前進したい時に吹っ切れさせてくれますよ!今秋、ニュー・アルバムをリリース予定ですので、こちらもお楽しみに!

H.E.R.O.日本②


スタッフ④:リサリサ(マネージャー)のオススメ!

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ソニメタラウド部マネージャー・リサリサです。今日は私とハード・ロック/ヘヴィ・メタル音楽との歴史をチラっと振り返りつつ、このジメジメした梅雨気分を和らげる曲を初心者目線でご紹介します☆

私は元々、音楽とは全く違う業界から転職してきて、それまでは幅広いジャンルの音楽を聴いてきたのですが、ハード・ロックはギリギリ聴くけど、今の仕事に就くまでヘヴィ・メタルは全く聴いたことがありませんでした。

そんなある時、アーティストの来日公演に帯同するとになったのが、なんと泣く子も黙るスレイヤー!見た目も音も超イカツイ…!

人生初のヘヴィ・メタル系のライヴに内心ドキドキしていたのですが、
会場に入ったら、アーティストとオーディエンスが一体となって生み出される熱気、モッシュ・ピットから放たれるエネルギー、ヘヴィさの中にこめられたメロディの美しさ・・・等々にノックアウトされ、一気に魅了されました。そしてライヴが終わった後の爽快感!自分の中に初めて芽生えた感覚がすごくしっくり来てしまったのです。
そして次の日、スレイヤーのメンバーをお見送りするためにホテルまで足を運んだのですが、…とにかく皆さん優しくて超いい人!!!
超イカツイ…と思っていたので、驚きでした(笑)。

仕事を通じて、様々なアーティストと行動をともにしてきましたが、ハード・ロックやヘヴィ・メタルのアーティストは激しい音楽のテイストとは真逆で、とにかく優しかったりユーモアたっぷりの人ばかり。私にとってはその“ギャップ萌え”が一番の魅力だと感じています!

例えば、オジー・オズボーンは来日した際に大好物である日本のチキンカレー(レトルト)を差入れするとまるで子どものように大喜び!ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードはいつも物静かで穏やかにお話しされる英国紳士。ディジー・ミズ・リジーやH.E.R.O.等デンマークのアーティストは穏やかで優しくて、スタッフ含めてまるでファミリーのような強い絆で結ばれていると感じます。

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ロブ・ハルフォードの「英鉄(ブリティッシュ・メタル)」の書初めや、

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H.E.R.O.とスタッフとのライブ打ち上げの様子など📸
微笑ましいですよね。

もしも“イカツイ”というイメージから、これまでハード・ロックやヘヴィ・メタル音楽を敬遠していた…という方がいらっしゃれば、
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!そして初心者の方にも聴きやすい曲がたくさんあります!
…ということで、私のオススメのロック・バラード曲はこちらです。
爆音で美メロを浴びていただき、皆さんが梅雨時期の鬱々した時期の中で、少しでも優しい気持ちになれたら嬉しいです♪

 “メタルの帝王”が歌う、優しい気持ちになれるしっとりチューン!
オジー・オズボーン 「ママ、アイム・カミング・ホーム」


切なさ満点、失恋ソング!
プリティ・メイズ 「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」



いかがでしたでしょうか?
<ソニメタラウド部>メンバーの想いとともに是非お気に入りの音楽の【爆音再生】で梅雨を乗り切っていただけたら幸いです。


そしてプレイリストも随時更新中!
”梅雨の鬱憤を吹き飛ばす”プレイリスト⚡を作成しました!
今回紹介した楽曲以外にも、たっぷり30曲120分、これを聴いて、吹き飛ばしちゃってください!

アカウントの方も是非チェックしてみてくださいね!
“ソニメタ”に特化した情報発信、プレゼントキャンペーンやアーティストを迎えてのライブ配信などをお届け中です!

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さあ、爆音再生で元気に夏を迎えましょう🤘🔥