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読書記録2021年4月前半


日和ちゃんのお願いは絶対2 (電撃文庫)
著:岬鷺宮 画:堀泉インコ
緩やかに崩壊していく世界情勢とか、ヒロイン達の心情と配置とか、いい感じで王道セカイ系の舞台が整ってきた。そして極め付けはラスト1行の衝撃。そんなこと書かれちゃったら次巻も買うしかない。


甘々と稲妻(3) (アフタヌーンコミックス)
作:雨隠ギド
読了。相変わらず毎回美味しそうな料理が出てくる。作中では夏だけど、それに合わせて冷やし中華などの季節感のある料理が取り上げられるのも良き。
小鳥ママも登場回数が増えてきた。これからどう話に絡んでくるか。


運は操れる
著:DaiGo
内容はタイトルの通り。普通ならスピリチュアルか精神論に偏りそうなテーマだが、それを科学的かつロジカルに分析している。しかも、要点となる部分は全て過去の研究結果や論文などを引用して解説してくれるから、説得力がすごい。
論文や研究の話が出てくると難しく考えがちだが、本書で伝えようとしていることは至ってシンプル。行動し、失敗して、その失敗を分析しつつ試行回数を重ねれば運を操れる、という話。


会社では教えてくれないこれからのお金の稼ぎ方
著:中山智晶
著者が元学校教員ということもあり、コンパクトなページ数の中で自分の力で稼ぐ大切さと要点をわかりやすく解いてくれた良著。
同世代ということもあり、内容的に刺さる部分も多かった。


シャドーハウス1〜6巻
作:ソウマトウ
無料期間中に読み始め、一気に6巻分読了。
「シャドー」と「生き人形」の一筋縄ではいかなそうな設定と随所にあるミステリ要素で先を読みたくなる。全体的に暗く閉鎖的な空気でも、要所要所で少年漫画的な友情や熱量、コミカルな会話が加えられるので暗い気持ちにならずに読み進められる。主従物として良作だが、他にもサスペンス、ミステリ、洋館が好きな人は是非。


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