見出し画像

【合格体験記】Tableau Certified Data Analyst試験<後編>~合格までの流れを徹底解説!~

こんにちは!noteをお読みいただきありがとうございます。
SMKT事業部の山口です。

今回は以前受験した「Tableau Certified Data Analyst」試験について、試験の感想(難易度)や受験までの手順についてご紹介していきたいと思います。
 
以下のような方に、特におすすめしたい記事となっています。
・これからTableau Certified Data Analystを受けようと思っている方
・Tableauユーザーで、Tableau認定資格試験に興味がある方
・今後、Tableauの活用を検討している法人の方

本記事を参考に試験の対策を行っていただくことで、
皆さんが「Tableau Certified Data Analyst」試験に合格する一助となれば幸いです。
 
※本記事は前編後編で分かれており、後半では試験本番以降の内容を中心にご紹介します。
前編(試験準備)はこちらでご紹介しています。


1.試験問題構成

試験問題は全55問あり、大きく3つのセクションに分かれておりました。1.     知識を問う問題【20問】
2.     Tableau Desktopを使用したハンズオン【10問】
3.     知識を問う問題【25問】

ここで注意が必要なのは、「次のセクションを終えると、前のセクションに戻れない」ということです。
そのため、知識問題を解いている時にDesktopを操作して確認するといったことができないようになっております。旧資格の「Tableau Desktop Certified Associate」ではこれが可能でしたので、旧資格を受験されたことのある人は特に注意してください!

1-1.知識問題

セクション1と3の知識を問う問題については、下記のような解答形式で解いていく形となっています。
・プルダウンリスト(リストから解答を選択)
・ラジオボタン(4択から解答を1つ選択)
・チェックボックス(4択から解答を複数選択)
・ドラッグ&ドロップで解答を選択(文章の空欄の穴埋め/並べ替え等)

問題は日本語で書かれているため、戸惑うことはないと思いますが、
念のため不安な人は下記のビデオチュートリアルで問題形式を確認しておきましょう。

個人的な感想としては、セクション1の方が難易度が高く、セクション3は比較的容易でスムーズに解き進められた感触でした。
そのため、セクション1で難しい問題が出てきても、焦らずじっくり解くことをおすすめします。
 
実際の試験問題としては、以下のような領域からの出題がありました。
・Tableau Server 上のデータソースに接続する
・フィルター処理を行う
・計算フィールドを作成する
・数値関数を記述する
・簡易表計算の作成
・ランク付け
・基本的なチャート (棒、折れ線、散布図)
・オブジェクトを追加する
・コンテンツをパブリッシュする
・コンテンツをエクスポートする
・データの更新をスケジュールする
・データ抽出の更新をスケジュールする
・Tableau Prep ワークフローをスケジュールする
・パブリッシュしたワークブックを管理する

1-2.ハンズオン

セクション1終了後、仮想デスクトップ環境が起動し、ハンズオン専用の画面に切り替わります。
仮想デスクトップ環境のデスクトップには、
・Tableau Desktop(2021.1)アプリ
・twbxファイル(Book1)
・PDF(ヘルプ用)
などが置いてありますが、基本的に使用するのは「twbxファイル(Book1)」のみになります。

twbxファイル内にワークシートがすでに用意されており、その中で新しくグラフを作成したり、フィルター追加等の微修正を行う形式となっておりました。
こちらも全て日本語で書かれているため、戸惑うことはないと思いますが、
念のため不安な人は下記のビデオチュートリアルで問題形式を確認しておきましょう。
個人的な感想としては、特に難易度は高くなく、基礎的な知識で充分対応可能かなという感触でした。

実際の試験問題としては、以下のような領域からの出題がありました。
・既存のチャートまたはシートで、接続しているデータソースを別のデータソースに置き換える
・フィルター処理を行う
・簡易表計算の作成
・合計に対する割合
・フィルター設定を行う (上位 N、下位 N、含める、除外、ワイルドカード、条件など)
・リファレンスラインを使用
・ビン
・フィルター、URL、ハイライトアクションを追加する


2.受験から合格発表までの流れ

試験終了後、簡単なアンケートへの回答も終了すると、自動的にOnVUEアプリケーションが終了します。こちらで試験は全て終了となります。
 
試験結果は、すぐには発表されず、
・Pearsonダッシュボードの「View score reports」
・CertmetricsのEXAM RESULTS > My Exams
・メール通知(件名:Score Report Available Notification)
こちらのいずれかで確認ができます。
ちなみに私の場合、合格発表は試験終了してから約1時間後でした。


3.総括

3-1.難易度

私は旧試験である「Tableau Desktop Certified Associate」も受験したことがありますが、そちらよりは比較的解きやすい問題が多かったかなという印象でした。
難易度としてはそこまで変わらず、まんべんなくTableauの知識・技術について問われていたのですが、「英語を無理矢理日本語にしたような問い」などもなく、また、問題の作りも初見で十分理解しやすいものでしたので、あまり焦らず解けるのではないかなと思います。

3-2.時間配分

私は試験時間(2時間)のうち、40分ほどを残して試験終了しました。
人それぞれのTableauの知識・スキルによって異なるとは思いますが、全体的にそこまで急いで解く必要はないかなと思いますので、1問1問丁寧に解いていくと良いでしょう。

3-3.試験中のトラブル

実は私は1時間ほど経過した後、突然パソコンが落ちてしまいました(笑)
(充電しながらだったので、おそらく熱を持ちすぎたのかなと思います…。)
 
結構焦りましたし、「もう受験できないかな、、」と思っていたのですが、再起動後に再度OnVUEを立ち上げたところ、無事に直前の画面まで戻ることができ、試験監督に事情を伝えたところ、問題なく再開することができました!(しかも試験時間はストップされてました(笑))
 
そのため、もし試験中にパソコン等の不具合が発生した時も、焦らず試験監督にチャットで相談してみると良いと思います。
 
なお、試験中(特にTableau Desktopの操作中)は非常にパソコンに負荷がかかりますので、場合によっては一時的に充電器を抜いたりするなど、パソコンが熱を持ちすぎないようにしておくと良いかなと思います。


4.最後に

以上、私のTableau Certified Data Analyst試験の合格体験記についてお話してきました!
Tableau Certified Data Analyst試験の受験を検討している皆さんに、少しでも私の経験がお役に立てれば幸いです。
 
皆さんの試験合格を、心よりお祈りしております!
そして試験に合格し、より一層「Tableauマスター」への道を目指していきましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

●●●

SMKT事業部では、データエンジニアを募集しています。是非こちらもご覧ください。

▽その他募集職種こちらから▽

●●●

✉ サービスに関するお問い合わせ
パーソルプロセス&テクノロジー SMKT事業部
smkt_markegr_note@persol-pt.co.jp

●●●




みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!