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テレビCM ✕ インターネット広告で広告効果向上!テレデジ時代のプランニングについて

ビジネスの世界において、広告は商品やサービスを知らせ、顧客を引き寄せるための重要な手段となっています。中でもテレビCMは長らく広告の主要な媒体の一つとして存在してきましたが、近年のメディア環境の変化や技術の進化により、テレビCMにも様々な影響が及んでいます。
テレビCMは依然として多くの視聴者へ情報を届ける力を持っていますが、その効果を最大化するためには新しいテクノロジーや消費者の行動変化に対応していく必要があります。

本記事ではテレビCMの広告効果を最大化するために、インターネット広告(デジタル広告)を組み合わせたテレデジ施策について事例を踏まえながらご紹介致します。

テレビCM✕インターネット広告の可能性について気になっている方の参考になりますと幸いです。


メディア別接触時間から分かるインターネットの存在感の高まり

博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査」メディア接触時間
最新(2023年)の調査結果

上記はメディア環境研究所が掲載している各年のメディア接触時間の推移です。皆さん御存知の通り、ここ10年間でインターネットメディア、中でもスマートフォンやタブレット端末への接触時間が大幅に伸びております。テレビについては減少してはいるものの、1メディアとして考えるとスマートフォンに次いで2番目の接触時間を誇っており、そのリーチ効果は依然として高いことが伺えます。

また、各メディアへの接触時間を年代別に見てみますと、50代以上はまだまだテレビが有効なメディアであることが分かりますし、10代-40代についても一定数のテレビ視聴が確認できるもののインターネットデバイスへの接触時間が5割以上と年代によって利用するメディアには大きな差が生じています。

博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査」メディア接触時間
最新(2023年)の調査結果

テレビCMとインターネットを繋げるプランニングの重要性

このような状況を踏まえると、テレビCMとインターネット広告のどちらかに注力して広告施策に取り組むことは機会損失に繋がります。
例えば、テレビCMだけに偏ってしまう場合では、先程のデータのようにリーチできる年齢層に偏りが出てきますし、そもそもの広告効果を可視化するのは難しいでしょう。
インターネット広告に偏ってしまう場合では、同じく年齢層に偏りが出てきますし、リーチ数も不足してしまいます。

一方で、それぞれの弱点を補完する関係性にある。というのも両メディアの特徴になります。
そこで近年ではテレビCMとインターネット広告を組み合わせたプランで広告効果を高める手法に注目が集まっています。

次項では手軽にテレビとインターネットを繋げたプランニングが可能な「TVBridge」をご紹介致します。

手軽にテレビCM✕インターネット広告を実現する「TVBridge Ads」


テレビCMとインターネット広告を組み合わせたプランニングを考えるにあたって、手軽にご利用頂けるのが、弊社が提供している「TVBridge Ads」です。

TVBridge Adsは国内4大テレビメーカーのテレビ視聴データ(※)をインターネット広告配信及びデータ分析にご活用頂けるサービスです。
国内最大級の約1,000万台のインターネットに接続されたテレビからCM視聴データ・番組視聴データを取得できる点が特徴です。
※テレビ視聴データについては個人を特定しない匿名化したIDで集約・管理しており、ユーザーから広告用途への利用が許諾されているテレビ放送(全国の地上波、BS、CS)のデータを利用しております。
代表的な活用方法として2つのCM効果ブーストプランについてご紹介致します。

活用方法①:テレビCM視聴者に向けた「CM効果ブーストプラン」

テレビCMの視聴者に対してインターネット広告を配信することで広告の重複接触による単純接触効果の拡大を実現し、訴求商品やサービスの認知の強化から理解促進へと繋げます。

事例:【大手食品メーカー様】重複接触者の購入意向は最大で8.8pt高まる
テレビCM視聴者に対してTVBridgeにてインターネット広告を配信することで、メディアの重複接触を実施。接触回数に応じた購入意向に関するアンケートを実施したところ、テレビCMとインターネット広告に重複接触したユーザーほど、購入意向が高いという結果になりました
テレビCMのみに接触したユーザーと比較すると、テレビCM・TVBridgeで配信したインターネット広告の両方に接触したユーザーの方が最大で8.8pt購入意向が高まりました。

活用方法②:テレビCM未視聴者に向けた「リーチ数ブーストプラン」

テレビCM未視聴者に対してTVBridgeにてインターネット広告を配信することで、テレビCMだけではリーチ出来ない層へアプローチし、リーチ補完を実施。

事例:【住宅メーカー様】CMだけではリーチ出来ない層を発見
TVBridgeのデータを活用して自社CMのリーチ状況を分析したところ、定期的なCM出稿でリーチ数やフリークエンシーは増加するものの、CMだけではリーチ出来ない層を発見。
上記テレビCM未視聴のユーザーに対してTVBridgeにてインターネット広告を配信することで、リーチ補完の配信に成功。

テレビ視聴データは様々な広告プラットフォームでも利用可能


テレビ視聴データはTVBridge Ads以外の広告配信でもお使いになれます。特にソーシャルメディアを活用した広告配信時にテレビ視聴データを掛け合わせることも可能です。
現在実施中の広告配信プラットフォームでテレビ視聴データを活用してみたい方はお気軽に弊社営業担当までご相談ください。

まとめ

如何だったでしょうか。今回はテレビとインターネットを横断したプロモーションについてご紹介しました。
TVBridgeなら初期費用・ランニングコストはかからず安心、専任の担当者が配信設計から導入・効果計測までをしっかりサポート致します。
まずはお気軽にご相談ください。