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【肺の形】前から見えるのほぼ〇〇!

肺の形について、肺葉の解剖を中心に解説してみます。

肺は、胸郭の中に左右に1つずつ存在します。

胸膜によって作られる胸腔という空間の中に位置しており、臓側胸膜に包まれています。

上から降りてくる気管が左右の気管支に分かれ、その先に存在するのが肺です。
肺は、右肺は3葉に、左肺は2葉に分かれます。

簡単な左肺から見ていきますと、左肺は
上葉と下葉の2葉に分かれます。
注目していただきたいのは、この上葉と下葉の間、この境界線にあたる『斜裂』です。
斜めの裂隙と書いて『斜裂』。
その名通り斜めに走っているところに注目です。

この境界線が斜めに走っているということは、左肺を見た時に、『前から見えるのはほぼ上葉』、『後ろから見えるのはほぼ下葉』ということになります。

右肺も見ていきます。
右肺は上葉、中葉、下葉の3葉に分かれますが、これも境界線が斜めに入っていることに注目です。
上葉と中葉の間を水平裂といい、中葉と下葉の間を斜裂といいます。

この境界線が斜めに入っているということは右肺は『前から見えるのはほぼ上葉と中葉』『後ろから見えるのはほぼ下葉』ということになります。

このような右肺3葉、左肺2葉の配置をおさえておきましょう。

以上、肺の形について、肺葉の解剖を中心に解説してみました。
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