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一級建築士合格までの道

こんばんは。初めまして。
🌸です。
文章力が皆無ですが、一級建築士合格という今の気持ちを残したく、書き留めさせていただきます。


🌸とは。

1999年2月生まれ。大学で建築を学び、建設会社の設計に就職しました。
制服が可愛いからという理由で偏差値50以下の高校に進学、指定校推薦で
大学に入学、OGの勧めで今の建設会社に入社。
今まで努力も挫折もしたことのない人生でしたが、転職のため人生初めての
努力をし、挫折も経験し、見事 2023年一級建築士を合格しました。

一級建築士学科(1回目)

二級建築士のときにNに通っていたこともあり、引き続きNに通学することとしました。
二級建築士の学科でNの法令集を使っていたこともあり慣れていたことや、金額も大幅に違っていたためNに決めました。
日曜日に通学し朝から夕方まで勉強、平日は2時間程度勉強という生活を1月から行いました。
問題集を解き、自分が間違いやすいポイントをテキストの余白部分に書き込むという勉強方法で勉強していました。
自分はノートにまとめるという行為は無駄だと感じていたため基本的にテキストに全て書き込んだり、図や表を貼り付けてました。

< 3月7日 企業模試 >
    計画14/20
    環設17/20
    法規18/30
    構造16/30
    施工9/25
    合計74/125

<試験一週間前>
    計画16/20
    環設19/20
    法規28/30 
    構造23/30
    施工14/25
    合計100/125

<試験当日>
    計画12/20
    環設12/20
    法規21/30
    構造24/30
    施工12/25
    合計81/125

一級建築士学科試験1回目は不合格という結果でした。

一級建築士学科(2回目)

人生初めての挫折を経験しました。
もう無理という気持ちより悔しいという気持ちが大きく、来年は絶対に合格するとい決意を固めました。
お金の面や1度通学して2回目通学する意味を感じなかったこと、結局は自分のやる気次第であることから2回目は独学で挑戦することを決め、4月に本格的に勉強を始めました。

自分には何が足りなかったのか。

①法規
二級の時は暗記していなくても引いて答えを導き出すという方法でも時間内に解けていたため一級でも暗記を使うという選択肢はなく、自力で引いて全ての問題を解いていたため当日は時間が足りなく最後の4問は解けなかった。
②施工、構造の苦手意識
二級建築士のときからこの2科目は苦手意識が強く、暗記する上でも数字が多く出てくるため無意識のうちに勉強を避けていたため最後まで点数が伸び悩んでしまった。
③勉強方法
テキストに補足として書き込むとどこに何を書いたのか分からなくなってしまいそれを探すのに時間を取られるということがあった。
④新規問題
過去問だけでなく新規問題としてここが出るのではないか。テキストに書いてあるけど過去問では出てないから覚えておこう。こういう気持ちで過去問以外の部分も無駄に覚えようとしてしまっていた。

改善するため….


①自己流法令集の作成
自力で見つけるのが難しい、ひくまでに時間がかかってしまう部分には自作のインデックスを貼り付ける。また、法規は一つのページだけでは問題の正誤がわからず、色々なページを開かなくてはいけないため、次はここ開いてというように法文の下に →⚪︎⚪︎P みたいな感じでページ数を書いて自分だけの法令集を作成しました。

②X(旧:Twitter)の一級建築士アカウントの作成
わからないことをその場ですぐ聞ける相手を見つけることでその場で解決ができることや、モチベーション維持等 アカウント作成したことは一級建築士合格に大きく役立ったと思います。

③iPad、Good notesの導入
建築業界はペーパーレスペーパーレスといってもまだ紙社会であり、自分もかなりの紙派だったんですが、ノートだと復習の際にどこに書いたかわからなくなってしまうことや、間違えたときに簡単に消すことができないため不便だと感じていました。
iPadの画面にペーパーライクフィルムを貼ることで紙のような書き心地でありながらもノートのデメリットを改善することができました。

▼私が購入したペーパーライクフィルム(参考)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08R7KPXZH/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o04_s00?ie=UTF8&psc=1

④過去問徹底
新規問題なんて考えるだけ無駄。
過去問の全枝の正誤はもちろんのこと、なぜ正なのか、なぜ誤っているのかまで説明できるくらいの理解が必要であると考え、それを意識し問題集を取り組みました。

学習開始

2023年のNのテキストと問題集、
2022年のSのテキストと問題集、トレトレ
過去問10年分
を使用して勉強していました。

平日のスケジュール
7:45   起床
8:45  出社
17:50   退勤
18:40  帰宅
19:00 お風呂
20:00   夕食
21:00  勉強開始
24:00~25:00 勉強終了
26:00 就寝

自分は夜型のため朝早く起きて勉強とかはせず、寝る前にまとめて3時間〜4時間勉強時間を確保していました。夜以外にも通勤時間、昼休憩等の隙間時間はSのトレトレを利用して勉強していました。
また、土日は1日6時間程度勉強していました。


◇5月
※開催月ではなく実施した月です。
<N公開模試①>

    計画16/20
    環設13/20
    法規23/30
    構造18/30
    施工17/25
    合計100/125

<企業模試>
   
計画16/20
    環設12/20
    法規25/30
    構造21/30
    施工16/25
    合計90/125

<オープン模試>
    計画14/20
    環設18/20
    法規30/30
    構造21/30
    施工20/25
    合計103/125

<ウラ指導模試①>
    計画14/20
    環設14/20
    法規22/30
    構造22/30
    施工15/25
    合計87/125

6月
<ウラ指導模試②>
    計画13/20
    環設13/20
    法規23/30
    構造23/30
    施工16/25
    合計88/125

◇7月
<Nオンライン模試>

    計画11/20
    環設16/20
    法規29/30
    構造23/30
    施工22/25
    合計101/125

<N公開模試③>
    計画17/20
    環設19/20
    法規22/30
    構造23/30
    施工23/25
    合計104/125

<Sオープン模試①>
    計画18/20
    環設17/20
    法規29/30
    構造21/30
    施工20/25
    合計105/125

<S模試③>
    計画13/20
    環設13/20
    法規25/30
    構造23/30
    施工20/25
    合計94/125

こうみると沢山模試受けていたんだな…。
私は自分でどこが苦手かを見極めるのが苦手だったので模試はその点を見つけてくれるためよかったです。負けず嫌いの性格も相まってモチベーション維持にも繋がっていました。模試を受けると1日潰れてしまうから勉強時間が勿体無いという意見もあると思います。私は模試も受けつつ、解き終わって見直しも一通りしたら試験科目以外の科目を勉強していました。

<試験当日>
   
計画17/20
    環設12/20
    法規28/30
    構造22/30
    施工16/25
    合計95/125

無事合格を掴み取り、このとき私は、
法規を制するものが一級建築士を制するといっても過言ではないと感じました。

一級建築士製図

いざ、初めての一級建築士製図試験勉強です。
学科から製図試験までは約2ヶ月半しかないため長期生に比べて不利であることを考え来年にするかかなり悩みました。
でも、早く一級建築士になりたい。という思いで約2ヶ月半の製図試験勉強を決めました。
資格学校に関しては課題数が多いことからSへの通学を決めました。

トレース特訓に行ったおかげで8月中旬には
2平面 2段面なら2時間
3平面 1段面なら1時間半で
描けるようになっていました。

交換添削では相手よりも自分が劣っている点はどこかを考え、盗める技術や知識は貪欲に盗んで自分のものにしていました。

私は練習課題のときから
エスキス2時間半
記述1時間
図面2時間半
見直し30分

という時間配分を意識して取り組んでいました。
私はエスキスが苦手で作図は人よりも早かったのでエスキスは他の人よりも多く時間をとっていました。

1回目はこの時間配分でエスキス〜作図まで取り組み、
2回目はエスキス別パターンを作成(作図はなし)というやり方で全ての課題を取り組んでいました。

おかげで当日は
エスキス 2時間
記述   1時間
図面   3時間半(見直し、追加書き込み含めて)
で図面を最後まで仕上げることができ十分に見直しの時間も確保できました。

これは学科にも言えることなのですが、自分が見たことない問題はみんなも解けないと思って時間を取りすぎないことが大切です。
製図に関しては書き終わらないと土俵にすら上がれません。
実際に描き終わってない人は試験会場でも数人見かけました・・・。

長期生に比べて初年度生は圧倒的に作図量で負けてしまいますが、初年度でも合格できます。
最初の1ヶ月は過年度生との圧倒的な差に焦りと不安でいっぱいでしたが、1ヶ月もすれば過年度生との差はどんどん縮まってました。

初年度だからという理由だけで諦める必要なんてないです!

最後に・・・。


こんな努力なんてしたことない自分がここまで諦めず頑張ってこれたのは学科の時からXで一緒に頑張ってきた受験生、Xで教えてくださった一級建築士の先輩方がいたおかげです。本当にありがとうございました。

今後は私自身が受験生の力になれるよう質問等XまたはInstagramの方で回答させていただきます◎

文章力がなくまとまっていない文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!


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