何でも発信するのが正しいみたいな風潮に異論を唱えたい話

タイトルの通りなんですけど、最近、いや最近でもないか。ここ数年、こういう風潮強くないですか?恐らくYouTuberやインフルエンサーかなんかの影響なんでしょうが、まぁインフルエンサーの方は何でもさらけ出すのが仕事ですからね。そういうお仕事だからしょうがないですが、なんかそのインフルエンサー的価値観が、他業種にも求められすぎてません?例えば私、プロレスが大好きなんですけど

あの団体の選手は発信力が弱い

発信するのも仕事の内だ

みたいな手の論調をよく見かけるんです。

いや、別にええやん。インフルエンサーやないんやから。いつからプロレスラーはインフルエンサーの側面も持つようになったんだ?

と私なんかは思っちゃうわけです。これ事プロレスに限った話ではなく格闘技界(こっちのほうがそういう風潮強いかな?)や他ジャンルでもありますよね。アイドルの方とかミュージシャンの方とか。

無名の天才芸人が何言ってんだと言われるかもしれませんが、お笑い界にもインフルエンサー的価値観が少なからず浸透しているような気がします。

フォロワー数イジリとかその最たるものじゃないですか?いやフォロワー数が多いに越したことはないですけど、フォロワー数が多い芸人=面白い芸人なのでしょうか?私はそうではない気がします。フォロワー数が少なくても面白い芸人さんはいるでしょうしね。別に自分がそうだと言いたいわけではありませんよ?後、もちろんフォロワー数の多い芸人さんを否定するつもりもありません。それはそれで凄い事ですからね。

でも私の持論は、「SNSをやっていなくても売れる人は売れる」です。むしろ、大発信時代の現代において、SNSをやっていない事は、事表現者(ミュージシャンや芸人、アイドル等)という世界においては表現者の神秘性や希少性を高める事につながるのではないかと思うんです。

そういえば以前、甲本ヒロトさんが雑誌のインタビューでこんな事を言っていました。

宣伝しなきゃお客が来ないんだったら、その店はダメなんじゃねぇのって。

KAMINOGE vol.70

この言葉、あらゆる人やモノに言い換えられるんじゃないかと思うんです。発信力は確かに大切ですが、格闘家なら鍛錬、歌手なら歌、芸人ならネタより優先すべきものはないと思います。

有名人の言葉に便乗するのはかっこ悪いですが、自戒を込めて、一億総発信時代の発信力に取り憑かれた者たちにこの言葉を贈りたい。





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