こんにちは。
LITALICO仕事ナビ編集部です。

読者のみなさんからいただいた「はたらく」ことにまつわるお悩みを毎週1つずつご紹介、読者のみなさんや支援者・専門家サポーターからの応援やアドバイスを募集する「みんなのお悩み相談」コーナー。

今回は第6回目のお悩みです。

相談者：Sさん（20代・精神障害）

Sさんからのお便り
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体調の問題で週に働ける時間数が少ない場合、多くの企業ではかなりの能力が必要になってしまいます。

そのため、なかなか新しいことに挑戦できなかったり、雇用形態がアルバイトしか選べなかったり……

働く環境を変えたいのですが、どうすればよいでしょうか。
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体調が安定しなかったり、障害や疾患の症状から、働きたいけれど労働時間を増やすことがむずかしいというお悩みをお持ちの方は、ご相談者さん以外にも多くおられるのではないでしょうか。

みなさんからの回答をご紹介します。

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Sさん、はじめまして。

私も体力なくて、以前同じ悩みを持っていました。今はいろんな支援者などの助けを得て、微々たる収入のフリーライターと、今後のキャリアに生かすための大学院の勉強を掛け持ちしています。高い技能を発揮して、体力的に無理なく食えるようになるのはこれから、といったところです。

Sさんの経済的環境とかよくわからないんであれですけど、とりあえずフタ開けてみたら意外といろんな（抜け）道ってあるものだと思うので、焦る必要はないと思います。

というか、焦っても焦らなくても、特性的に「できないものはできない」のが、良くも悪くも事実ですし。また逆に、ままならない自分に対してドンと構えられるようになると、なぜか「今までできなかったことができるようになる」こともあるんですよね。だとしたら、焦らないほうがトクかもなって思います。私の場合、ある時点で開き直って楽になりました。

まずは、「つながり」と「情報」を手に入れてください。

私がそうだったのですが、今までけっこう社会からつまはじきにされてきたので、最初は誰かに助け求めるの怖いと思います。でも、いったん支援者や支援施設とつながると、「そんなやりかたあるのーー！」という情報がどんどん入ってきます。

たとえば、
・障害年金もらえるかもよ
・就労移行支援っていう、生活整えたり技能身につけたりする場があるよ
・特例子会社っていう、障害者を雇用するために作られた会社があるよ、もちろん無理のない短時間勤務の採用もあるよ
とかですね。

体力ない仲間として、Sさんのこれからを応援しています。良い日々でありますように！
(回答者　宇樹義子さん)

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働いて経験を積みたいのに、長時間勤務が難しいから仕事の枠がそもそも少ないというジレンマ…悩みますよね。

一度にすべての希望を叶えることは難しいかもしれませんが、お金を得る場とスキルを磨く場を分けて考えたり、しばらくは障害年金などの福祉制度を使いながら短時間勤務で溜めをつくったり…少し長期戦で作戦を立てるのが良いかもしれません。

たとえば、障害年金を得ながら、非常勤・アルバイトの枠になるけれど、短時間で無理なく働ける仕事で生活費をまかないつつ、オンライン/オフラインで専門技能を身につけるスクールに通ってみるなど。

障害年金の申請が大変だと感じる場合は社労士さんに相談したり、就職先で何を目標にするのかの計画立てに関しては、就労移行支援を利用して支援スタッフに相談してみたり、社会資源をうまく活用することも考えてみると良いかもしれません。
(回答者　ひもすけさん)

以下の記事もご参考にしてみてください。

Information
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働くことに障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」

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※募集は終了しました。ご協力ありがとうございました。

選出された方(匿名投稿可)とお悩みは、イラストレーターの「ひろのはこ」さんに、イラスト化していただいて、ご紹介します！

自己紹介
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いろいろあって「もう人と関わりたくない！」と思ったりしつつ、「それでもなにかしらつながっていたい」「居場所が欲しい」と作品を発表し始めて、6、7年になりました。
突然売れる！一気に人脈が広がる！なんてことは、もちろんなく（まあ、想像はしますよね）、のらりくらりの日々ですが、少しずつ歩けているのかなと思っています。
最近は、Kindleでのエッセイ本の販売がちょっとした収入源です。

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※情報や肩書は記事作成当時のものです