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1000日チャレンジ 813日目 まつもと市民芸術館「野外劇 テンペスト」

ゴールまで187日

★BMI:24.5

★先日、まつもと市民芸術館で上演された「野外劇 テンペスト」を観たので、記録として残しておきたい。

「野外劇 テンペスト」

松本駅内の広告

◎概要
【会期】2023年7月21日(金)、7月22日(土)、7月23日(日)
【会場】まつもと市民芸術館トップガーデン特設会場
【出演】羽場裕一 曽世海司 西ノ園達大 柳内佑介 堀田康平 武居 卓 チョウ ヨンホ 高田静流 佐藤峻輔 生島 翔 益山寛司
【作】W.シェイクスピア
【翻訳】松岡和子
【上演台本・演出・装置】益山貴司
【主催】一般財団法人松本市芸術文化振興財団
【後援】松本市 松本市教育委員会
【企画制作】まつもと市民芸術館【助成】一般財団法人地域創造(以下、公式web siteより引用)「この夏、まつもと市民芸術館では、六畳一間の密室劇から広大な空間を生かした野外劇まで、ロケーションを活かした作品創作で注目を集める気鋭の演出家・益山貴司を迎え、劇場の《屋上庭園》を舞台にシェイクスピア晩年の傑作「テンペスト」を上演します!巨大な可動窓を開放し、半野外状態となったスタジオに客席を仮設。衣裳をコスチューム・アーティストとして多岐にわたり活躍するひびのこづえが、振付に野田秀樹など様々なアーティストとのクリエーションを手掛ける黒田育世をはじめ、国内外で活躍するアーティストたちが夕暮れから日没、そして夜景へと移りゆく松本の街を背景に「島」として浮かび上がる屋上庭園をスペクタクルな演劇空間に変身させます。主演のプロスペロー役を演じるのは、長野県出身で舞台をはじめドラマ、映画と幅広く活躍する実力派俳優の羽場裕一。さらに、オーディションを経て、映像や舞台と多方面で活躍する個性豊かな俳優たちの出演が決定しました!」

劇場前サイン

【感想】テンペストは、シェイクスピア作品のなかでも妖精の活躍するファンタジー色が強い作品の一つであり、単独の作品としては、最後の作品といわれている。
夕暮れから夜にかけた松本の空は、ちょうど雨が降り出しそうな雲もひろがって、まさに物語の世界にぴったりの背景になった。屋上緑地の奥行を生かした演出も素晴らしい。
これまでのテンペストは、どちらかというと、主人公プロスペローの内面を描きたいという感じの演出が多かったように思うが、今回は、よりファンタジーの軽やかさが出ていて楽しい舞台になっていた。
多くのキャストがオーディションで選ばれたとのことだが、妖精エアリエル役の益山寛司さん、怪物キャリバン役の生島翔さんなど魅力的な役者さんが多かった。
妖精の世界に浸れた夏の夜の2時間になった。客席には屋根があるのだが、舞台は野外ということで、虫がたくさん集まってきて、何か所か刺されたような。。。

益山 寛司;(以下、劇団web siteより引用)
「85年大阪生まれ。俳優、ダンサー、画家。子供鉅人の旗揚げより参加。代表の益山貴司の実弟。柔軟な体から繰り出されるダンサブルな動きを得意とし、女形をさせれば関西随一を誇る。シリアスからコミカルなキャラクターを演じ分けつつも、実は、一番得意な役は「おばはん」。野田秀樹や白井晃の舞台、CM、映画、モデル、ファッションショー、絵画個展など、活動の幅はすこぶるボーダレス。子供鉅人の美白担当。CoRich舞台芸術!フェスティバル2012年俳優賞受賞。」(http://www.kodomokyojin.com/member/profile02.html



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