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1000日チャレンジ 692日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 19. Norman Conquest and Unification

ゴールまで308日

★BMI:24.3

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

19.Norman Conquest and Unification
(要約)1066年フランスのノルマンディー公はアングロ=サクソン軍の抵抗を排除して、イングランド王ウィリアム1世となる。彼はイギリス各地に城を作るとともに「ドゥームズデイ・ブック(Domesday Book)」というイギリス全土の土地記録簿を作成させた。これによって、イギリスの統治機構はフランスの制度に変えられた。イギリスでは、これを機にノルマン・フレンチが公式の言語となった。ox、cow、pig、swineなどの言葉は古アングロ=サクソン英語であり、beef、porkはノルマン・フレンチが語源である。

rebellion;反乱、抵抗、stratagem;戦略、overwhelm;圧倒する、制圧する、compilation;編集物、comprehensive;広範囲の、census;全数調査、authoritative;権威ある、statistical;統計上の、abolish;無効にする、monarchy;君主制、aristocracy;貴族政治、predominate;優位を占める、rule;統治する、derivation;語源、
in opposition to;~に反対で(disagreeing strongly with someone or something, especially with the aim of preventing something from happening)
beat back;打ち返す

Norman Conquest;ノルマン・コンクエスト「ノルマン人のイングランド征服をいい,1066年ノルマンディー公ウィリアムがイングランドを征服して王となり,ノルマン朝を創始した事件。イギリス中世史上,一大画期をなす。」(平凡社世界大百科事典第2版より引用)
Domesday Book;ドゥームズデイ・ブック「1086年にウィリアム1世の命により作成されたイングランドの検地帳。名称は,検地帳の記載内容の権威を〈最後の審判の日(ドゥームズデー)〉にたとえたもので,12世紀以降用いられるようになった。ウィリアムはノルマン・コンクエストにより新たに支配するに至ったイングランドの事情を調査して税を徴収するため,各州(シャイア),各郡(ハンドレッド)の集会に陪審を招集し,各荘園ごとに,以下の各項について調査させた。」(平凡社世界大百科事典第2版より引用)
Norman French;ノルマン・フレンチ「ノルマン人は本来北欧人で,10世紀にフランス王はこれを懐柔するため彼らに土地を与え,その首領を封建諸侯に列せしめた。彼らは短期間にフランスの言語と文化を吸収したが,その言語はノルマンディー方言だったので,これをノルマン・フレンチNorman‐French(略称NF)と呼んでパリを中心とする中央のフランス語Central French(略称CF)と区別された。ノルマン・コンクエスト後イギリスの支配階級や高級聖職者はほとんどノルマン系に占められ,またノルマンディーはじめフランス内にいくつかの領地を保有し続け,英仏間の往来が続いたので,支配階級の間ではフランス語が日常語であり,ラテン語とともに公用語,公文書,文学の言語としても用いられた。」(平凡社世界大百科事典第2版より引用)

◎征服された側の言葉は、飼育する動物の名前として残り、それを食する際の食べ物としての言葉は、征服した側の言葉が現在にも残っているというのは、面白い。


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