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1000日チャレンジ 716日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 34.Moors in Spain and the Reconquista

ゴールまで285日

★BMI:24.5

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

34.Moors in Spain and the Reconquista
(要約)ムハンマドの死後、その後継者たちは支配地域を拡大し、725年までにはスペインもイスラーム国家となった。その後、イスラーム地域は分裂し、スペインにはゴルドバ首長国が建国された。首都ゴルドバは人口20万にのぼり、コンスタンティノープルに次ぐヨーロッパ第二の都市となった。当初、キリスト教徒の国王とイスラーム教徒の国家は、それほど排他的ではなく共存していた。しかし、12世紀になるとキリスト教徒がトレドを占拠し、さらにアラゴン王フェルナンドとカスティリャ女王イサベルによる連合国家はレコンキスタ(国土回復運動)を推し進めた。1492年にはキリスト教に改宗しないユダヤ人が追放されたのに続いて、1502年にはイスラーム教徒も強制的にスペインから追放された。

successor;後継者、caliph;カリフ(イスラーム圏;ムハンマドの後継者)、emirate;首長国、worship;崇拝、arabesque;アラビア唐草模様、coexistence;共存、strengthened;強化された、pursue;達成しようとする、conformity;服従、expel;追放する、voluntarily;自主的に

the Reconquista;レコンキスタ(国土回復運動);「キリスト教徒によるイベリア半島からのイスラーム勢力の駆逐運動。「レコンキスタ」
スペイン語の「再征服」の意。8世紀初めのイスラーム勢力の侵入以後,15世紀まで約800年間続いた。11世紀中ごろから北方のキリスト教国(レオン王国・カスティリャ王国・アラゴン王国など)によって本格的に展開され,13世紀にはコルドバ(1236)・セビリャ(1248)・バレンシア(1253)などを回復。その後一時中断したが,カスティリャとアラゴンの合併による統一国家スペインの出現後,1492年イスラーム最後の拠点グラナダの陥落で完成した。この運動も十字軍の一種と考えられる。」(旺文社世界大辞典三訂版より引用)

◎アルハンブラ宮殿などイスラームの建築を破壊しなかったことで、穏健な融和を図ったのかと思っていたが、改宗しなければ追放するという厳しい政策だったとは。現在の状況につながる歴史の一つだと認識した。


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