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祝横浜開港記念日 馬車道散歩 19.06.02 13:22

ヨコハマは160回目の開港記念日。
160年前。ダタの鄙びた漁港だった村が、幕府が神奈川宿を開港すると約束した手前、街道筋はまずいからここも神奈川宿の一部だよねとねじ込まれて、無理やり開校したのが事の始まり。

長崎の出島でしか外国人を見ることのなかった日本という国。
あれよあれよと街ができて、人が住んで。港ができて道ができて水道ができて街灯が立つ。
リアルシムシティー、ヨコハマの出来上がり。

尊皇攘夷がいつの間にやら富国強兵に化けた明治政府。
閉鎖的な長崎平戸から開放的な横浜の開港は西洋文化事始めに事欠かない。
アイスにカメラに街灯に水道。とりあえず取り入れてみるやってみるの精神。
ヨコハマの異国情緒はそんな街づくりが今に伝わる。

特に、馬車道は関の内側。西洋人の居住地域だったわけでとりわけ異国感が漂う。
そして、感じるのは街灯の素敵さ。
馬車道ですから、時折雨の降るのがお似合いなんだけれども。
ホントは夜がぴったりなのかな。指先で俺をいかせてくれ!

ヨコハマ観光の王道馬車道。
開港記念日だろうがなんだろうが、やっぱり馬車道は馬車道なのです。


馬車道はこの辺り


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