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【岩手県一関市】みちのくひとり旅2日目 猊鼻渓で舟遊び 23.11.18_12:15

 一関には2つの渓谷がある。

 先に訪れた厳美渓は市街地から見て西の方、これから訪れる猊鼻渓は東の方。

 市街地を挟んで反対側の位置関係


 一関市は広大なため、どちらも市の外れというほど隅の方ではないけれどなかなかの距離感。

 車で来たからいいけれど、バスの団体旅行でない限り公共交通機関でと考えると行き来は大変だ。
 大船渡線の駅が最寄りらしいのだが、その線、計算できる路線だろうか?

 猊鼻渓と厳美渓とどちらがメジャーだろう?

 耳覚えは若干厳美渓かな?団子が飛ぶっていうのはインスタ映えだし。

 猊鼻渓は今回始めて聞いた気もする。

 でも、見て歩くだけの厳美渓と違い、猊鼻渓は船遊びが出来る。というかそれがメイン。ありきたりだけど。

 砂鉄側沿いの渓谷で、川の流れを引き止めて、緩やかにした流れを利用し船頭が巧みに船を操る。

 櫓でも櫂でもなく、棹で操作するから川は割と浅い。

 智に働く程ではないし、棹が流されるほどの水流はない。

 ただ、昨日の雨で水量が増したので、距離を短縮しての営業。
 その分割引価格だったけど。

 この船も、冬にはビニールで囲いをして、こたつ船というものになるらしい。北国の生きる知恵だ。

 それは楽しいかもしれないけど、みちのく一人でこたつに入るってのもいかがなものか。

 他所の人と入るのはもっと気まずい(笑)足匂いそうだし。

 この季節で良かったということ。

 山の中なので、紅葉はすっかり終わっていた。

 枯れ枝の渓谷を進む船。

 船頭の民謡の声が谷間に響く。
 




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