お出かけ前にヨコハマの本丸亭でランチです。

横浜元町の本丸亭はいつも大混雑でここのところ振られてばかり。
あまりの行列で諦めているのはこちらの都合なのだけれども、振られれば振られるほど食べたくなるのは人の性。

ということで、元町とは違うけれども、鶴屋町の店に平日の開店早々攻め入って、ついに実食の報告です。

そもそもヨコハマのラーメンといえば家系に代表される醤油豚骨こってりが主流。
家系と呼ばれる系譜のラーメン屋にしろそうでないラーメン屋にしろ大概がそういう事になっていて、それは食べざかりの若いヤングには良いのかもしれないがすでに疲れ気味オヤジにとってはちょっと厳しい味付け。

なのであっさり系のラーメンは地峡な存在だが、当然美味しければそういうニーズは埋もれているわけで、数少ないあっさり系のラーメンも家系に負けずに行列ができるという振り子の論理的な状態。
本丸亭は特に旨いのでなおのことなのです。

今日頼んだ白湯の塩ラーメンは美しいフォルム。
これこれ、歳を取るとこの感じがお気に入り。
平手打ち風の麺に関しては色々意見がありますけれども、それはそれということで。

体に染み渡るラーメン。
1日の〆というよりは始まりの活力に。