【埼玉県吉見町御所】鎌倉殿の比企氏、史跡めぐり 幼い蒲殿が身を隠した安楽寺 22.09.30_11:45
吉見町御所にある安楽寺。
御所とはどういうことかというと、源範頼の屋敷があったからとか。
源範頼は頼朝の弟。遊女の子だったので、平治の乱のときには存在を認知されていなかった。
いわゆる蒲冠者。大河ドラマ、鎌倉殿の13人では迫田孝也が好演。義経では石原良純。
鎌倉幕府成立には欠くことのできない平家討伐の大将軍だ。
そんな蒲殿が幼少期隠れ住んだのが安楽寺。
当然、比企氏の庇護のもと。
安楽寺も今では坂東三十三観音霊場の11番札所。
祖ではあるがまとまりのある境内からはあまり鎌倉時代を想像できない。
元は隣りにあった息障院という寺が本坊であったが、息障院移転以降荒廃。
安楽寺は江戸時代に復興されたそうだ。
三重塔が建ち立派な堂宇が並ぶ境内。
ぎゅぎゅっと色んなものが凝縮している感じ。
鎌倉時代前後、蒲殿が隠れ住んだ頃の雰囲気が残ればよかったなぁ。
比企氏の縁の地巡りというよりも寺社仏閣巡りになっているのがちょっと気になる(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?