蓮もいいですけれども睡蓮も捨てがたい朝の三渓園です。
といっても、今年の睡蓮は少しいつもと違う感じ。

蓮の池の隣が睡蓮の池なのだけれども、今年は何時もに増して花が少ない葉っぱが多い。
正直蓮の花はどこ？みたいな感じ。
結局、週末三度に渡りそんな感じ。睡蓮の池の睡蓮は見どころにかけていました。

園内の蓮池は諦めて、裏門に当たる南門を出たところにある本牧市民公園に有る上海横浜友好園の池へ。

こちらの池の睡蓮は今が盛りと言った感じに咲いていてくれたのだけれども、こちらは一度園を出ないといけない。自分は年パス保有者なので良いのだが、スポット入園の人は入場券がないと再入場が困難。普通のときなら良いけれども、この酷暑の中ポケットに入れておいてもびしょびしょになる紙の入園券。自分なら捨ててしまいそうで・・・ここのところの神対応ができないものか、三渓園にお願いしたいところですね。

ということで、今年の睡蓮の撮影は三渓園園外の上海横浜友好園の池で。曇天気味の空の下での撮影。
おかげでなのか分からないけれども、光の具合がいい感じ。
睡蓮の映り込みもバッチリで。
ちょっと印象の中のアダルトな睡蓮仕上げ・・・。

睡蓮といえばモネの独壇場なのだけれども、少し枯れた感じにするとモネとは一線を画する事ができるかな？
どちらにしても、結局モネに似せるか似せないかということで、睡蓮を撮るのならモネを意識しないわけには行かない。
プロ野球ファンがアンチもそうでないにしても結局ジャイアンツを中心に回っているようなもの。

写真にしろ、絵画にしろ、モネを上回るような睡蓮の新作は今後も生まれないのだろうか？

偉大な先人、ぼんやりとモネの背中を追いかける。
離されるばかりの現実。

上海横浜友好園の池はここ