ヨコハマのバラ見物の最初はイタリア山から。

　山手のイタリアヤ山は高台の公園。
　石川町が最寄り駅だけど上り坂がたまらない。
　なので大概ここに来るときはバイクということになる。

　イタリア山にはブラフと外交官の家の2つの西洋館が並んで建つ。
　古いヨコハマ観光といえば山手を散策するのが定番だった。

　だから、オヤジにとって山手の丘にいるとなんとなくヨコハマにいるなぁという気分になれるからスキ。
　ヨコハマの観光も最近は広角打法になっていて、若者のヨコハマに対する印象はだいぶ異なるはず。
　ジェネレーションギャップなんだろうけど、ここのところヨコハマはこちらも迷うほど急激に変わっているから、それもまた魅力なんだろうけど。

　しかし、西洋館に薔薇はよく似合う。

　淡白な日本人（それも古いオヤジの印象なのかもしれないが）に対して情熱的すぎる薔薇の花はやっぱり西洋的かな。
　日本人にはやっぱり桜だろうっていうのもオヤジだろうか？

　そんな薔薇を春と秋に楽しめるのはヨコハマのいいところだろう。

　なんとかガーデンとかそこそこなお金をとって見せる場所もあるけれど、山手や山下公園の薔薇は無料だからありがたい。

　薔薇を鑑賞するのに金を出し惜しむなよと言われそうだけれど、小市民はなかなかね。

　ましてや西洋館や洋式公園を借景に咲く薔薇って・・・素敵ジャン。

　薔薇の季節はホントにヨコハマに住んでいてよかったなぁと思える季節です。