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京都で勤めた9年間。 この経験・体験が今の私のベースにあります。

大学卒業後は専門学校の先生をしたり、いくつかのデザイン事務所で働いていましたが、突然「SONYのデザインがしたい」と閃いて、当時働いていた会社を数ヶ月で辞めて上京しました。でも働き口を決めずに東京に来てしまったので、そこからリサーチをスタート。SONYのデザインを多く手がけているデザイン事務所を見つけて、ここしかないと思ってすぐさま履歴書を送りました。なかなか返事が来なかったので、直接事務所へ訪問したんですよ。そうしたらちょうど数日前にアートディレクターが産休に入ったタイミングで、運良く入社することができました。

当時は紙媒体とWEBの区分がきっちりされていなかったので、どちらもすべてひとりでやっていました。当時はヒーヒー言っていましたが、その時の経験があったからこそグラフィックとWEBデザインの基礎が学べて、今では良い経験ができたなと思っています。1年半後に帰阪しデザイン事務所に入社するも社長に嫌われて……(笑)。すぐに退社しました。その後、しばらくの間は箕面の実家でフリーとして活動していました。

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そんなある日、京都の老舗デザイン事務所である[エニアックインターナショナル]の松川社長からタイミングよく連絡を頂くことに。それからはこの会社に9年間在籍することになります。こちらではデザイン制作以外のことも本当に沢山経験させてもらいました。京都のレイヤーの深い世界も見せてもらいましたね。本当にこの期間が無いと「今の自分は無い!」と言い切れるぐらい本気で仕事に向き合い、そして沢山のことを学びました。入社して2年間は既存クライアントの業務を担当。そこからはオリジナルの取り組みやイベントなど、さまざまな面白い仕事もたくさん経験できましたね。また松川さんに連れられて、上の世代の方々にお会いすることができたのも貴重な体験でした。未だに「松川くんのところのサノくん」と声をかけてもらえることもあります。

vol.3近日公開!!​


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