今すぐ電気を消して自然光で撮ろう
「写真を撮るときは自然光で撮ろう」
よく聞く言葉ですよね。
minneでも初心者のハンドメイド作家さんには自然光で撮ることを推奨しています。
ではなぜみなさん口を揃えて自然光を推すんでしょうか?
それにはいくつか理由があるのですが、
簡単に言えば一番コストが低く、初心者が扱いやすい光だからです。
自然光はお金がかからない
自然光というのは太陽からの光なわけです。太陽の光を使うのにお金は必要ありませんよね。
すなわちタダで使うことができる、もっともコストが掛からない光なわけです。
自然光ではなく照明機材を用意しようとすると、その分コストがかかりますね。ライトもいろいろな値段のものが販売されていますが、お金が必要なのは間違いありません。
そしてその照明を使いこなすために勉強をするという時間的コストもかかってくるわけです。
その他に照明機材を保管する場所も用意しなくてはならない。
いざ撮影となったときセッティングする時間もかかります。
いつもと違う場所で撮影するとなったら、その照明機材を持って移動しなければなりませんね。
このようにお金だけではなく、いろいろなコストがかかってくるわけです。
光の色を考えよう
そしてもう一つが光の性質です。
光には色温度というものがあります。
太陽光にも色があり、照明にもそれぞれに色があります。
太陽光からの色、照明からの色が混ざり合うと「色かぶり」という現象が起こります。
これによって作品自体の色味もきれいに再現できなくなってしまいます。
なので撮影するときは家の照明は消して、自然光のみで撮影し、色温度が混ざらないようにすることが大事です。
家で撮れないなら、外へ出よう
家の中で撮影となると場所が限定されて「自然光がうまく入らないよ〜」なんて方もいらっしゃるかもしれません。
それでも最初は自然光で撮れるように調整してみましょう。
例えば家の中が難しければお庭で撮ってみたり、撮影が許可されている公園等の外で試してみることもできます。
外で撮る際は太陽が直に当たる場所ではなく、木陰といった影の中で撮影すると調整しやすいです。
また家の中だと大きくて撮れないものは外だと広い空間を使うことができるので撮影しやすくなります。
他にもご友人や親戚のお家を借りたり、リーズナブルに借りられるスタジオを利用してみるという手もありますよ。
まずは自然光で撮ってみる。ぜひ試してみてください。
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