いくつかの訂正

ただいま23:33です。今日の日付に間に合うようコンパクトにまとめます。最近の記事・ツイットなどで不確実な内容があり、気付いたところを訂正します。

24日付けの「yamahaのtrb」という稿では、その6弦ベースにデフォルトで張られている弦のゲージを、公式サイトの仕様表から転記しました。それを受けて、ツイッターのフォロワーさんからダダリオのEXL170ではないかとご指摘がありました。その前からサウンドハウスの扱っている6弦のゲージセットは全てチェックしていたので、確かにダダリオに.045、.065、.080、.100、.130のパッケージがあることを存じていましたし、逆にTRB1005Jをデジマートに載せている楽器店が、弦はD'Addario EXL170-5SLであると明記しているので、これは確定情報と信じて良いものと考えております。

個人的にはニッケル弦よりもステンレス弦の方が好みですので、同じゲージセットEPS170の方を試したい気持ちですが、そのあたりのことはいずれまた書かせていただきます。

もうひとつ、これは大事な話ですが、名誉毀損になりかねない勘違いがありました。

dragonflyのベースを試奏させていただいた折りに、アクティブに切り替えるとEQフラットなのに出力が落ちたと書いています。11/20の「Dragonfly少し弾いてみた」の記事になります。

搭載されているミニスイッチの機能を誤って解釈しています。初めて弾いた個体がシングルコイルPUのモデルで、スイッチは2個、手前がアクティブ・パッシブの切り替え、奥がミッドフリクエンシーの切り替えとなっていました。

何本か後に2ハムの楽器を弾いた時にスイッチが3個に増えていましたが、実は隠れスイッチがあり、それはトーンノブなのですが、これを引っ張ることでパッシブに切り替えられます。

ミニスイッチの方は手前からフロントPUのタップ、リアのタップ、ミッドの切り替えとなっており、私は一番手前をアクティブ・パッシブのスイッチと思い込んで操作していました。

dragonflyのタップは、ハムバッカーのシリアル接続から、片側のコイルを切り離して使用するためのスイッチですので、単純には出力が半減します。フロントPUだけをタップしてもボリュームは下がりますので、それをもって「パッシブでは音量が下がる」と書きました。大変失礼をいたしました。

日を改めて、その勘違いの元で試奏した楽器類を全て再チェックさせていただき、正しくアクティブ・パッシブの違いも検分したところ、音量差も音質差も非常に少ない優秀なプリアンプだったことがわかりました。私は、このプリアンプに興味が涌きましたので、単体でも使ってみようと、WeedのBeePeeというペダル・プリアンプを購入しました。dragonflyのオンボードプリアンプを独立させたものです。明日届くことになっていますので、使用感はまたリポートいたします。

dragonflyのベースを、こうしておかわり試奏することで大分理解を深めました。今の所、35インチのSugiに賭ける気力は失せ、34インチの楽器を新たに購入する意志も無くなりました。本当に34.5インチのdragonflyに行くかどうか別として、このスケール設定がやはり良い妥協点に思えてきたのでした。これも続きのお話はまたあらためて。いつもお読みいただきありがとうございます。ただいま23:54、アップします。

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