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0.063→0.060

近所を散歩中に、当家の庭同様、防草シートを被せている空き地に遭遇しました。どうやって固定しているのかを見てみると、丁寧にホッチキスのようなものが打ち込まれていました。そうか、当然そういう器具はあるよな、ともう一度ホームセンターの売り場を探索すると、シートの背後に様々な留め具がありました。中からプラスチックの「シートピン」という商品が50個で約1000円というコスパの良さだったので選び、ちょっと多いかなと思いつつ買って帰りました。

さっそくシートの縁や重ねの部分などに差し込んでいきます。下は土なので手で押さえれば刺さりますし、足で踏んでやれば根元まで埋まります。時々、石なのか土管なのか、何かに当たって進まなくなり、一度は勢いを付けて踏んでみたところシートピンが砕けました。埋蔵物を破損させてはなりませんから、こうして衝撃を吸収してくれるのはありがたいです。類似商品には金属製や足の長いものもありましたが、そんなものをハンマーで打ち付けたりすると土中のものを痛めかねません。これを選んで良かったです。

というわけで一つ壊し、49個のピンでほぼ不足なく防草シートを固定することができました。建物沿い、軒下の部分と敷地の境界に沿っては、ブロックやレンガを並べてみました。バラ撒いてあった石ころはテラスからの階段の下に集めて並べました。なんとなく、これで見た目が整った気がします。

 

ホームセンターでは、初めてガーデニングのコーナーにも立ち寄り、ブロックやら石やら植木などにも興味を持つことができました。防草シートの上から砂利を敷き詰めるのも有りですし、石畳のようにしてもよいかもしれません。例えば玉砂利が一袋800円程度で売られており、1平米に4袋以上必要などと書かれています。ここを埋め尽くすのに100袋必要で8万円、というのはバカげた値段とは思いませんが、それをここまでどうやって運ぶのかが問題です。ひとつ4kgだとすれば400kgをマイカーに乗せて移動する、なんてことを思うと気が進みません。この庭をもう少し見栄え良く、これこそが自己満足の世界ですが、憩いの場にするために、まだもうしばらく方針を検討する必要があります。木を1本くらい植えたいかな、できればリンゴの木。

そして久々にSleek Eliteへお邪魔しました。先日導入したdragonfly CHB-5/345なのですが、スミスのテーパー弦に張り替えたところ、適正な弦高を得る為のサドルの高さが得られない問題が生じており、試しに実戦で使用し、顕著な不具合には思いませんでしたが、一度ちゃんとベストな状態を作っておきたく、調整を依頼したのでした。

ブリッジの交換も視野に入れていましたが、単にサドルを支持するイモネジを丈の長いものと交換することでひとまず決着します。このGotoh 404BO-5のローBサドルには、なぜか一番短いネジがはまっており、それは指板のRに合わせたものかもしれませんが、G弦側がもう少し長い(弦の径が小さいので当然ですが)ので、それと同じであればいいのにと思いました。一番太い弦を、ここまでローアクションにはしないと思いますが…。まぁテーパー弦でなければ足りているので、メーカーにとって想定外のことを行った結果については責められません。

さて、テーパー弦で下がりすぎた弦高をバランス良く上げてみまして、ロッドも少し締めて、といった調整を行いPLEKで測定し、その上でハイポジションのバズを取り除くために摺り合わせまで行いました。と、その前に先日もお伝えしたMD7ML(7弦用ミディアム・ライト)を、5弦用として用いた場合に44-63-80-102-130となり、D線を60にしたく打診したところバラでお売り頂けたので、1本のみ交換しました。これで44-60-80-102-130と、理想的なセットを組むことができました。

D線が0.063のゲージで張られていた状態から、0.060に交換した際に、G線24フレット位置で表示される値が19から18に減少しました。0.01mmの差違が出たということのようですが、どこからどこまでの距離を意味しているのかがわかりません。いずれにしても弦を細くしてテンションが軽くなり、ネックの反りが減っていることは明らかにされました。

その後、ナットも切ってもらい、好みの弦高まで下げ、伴ってPUも下げてバランスを取りました。非常に良好です。次回から7弦用セットではなく、バラ弦を組み合わせて上記のゲージを揃えさせて頂くことも可能と伺い、大変有難かったです。

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