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思春期の心の中が少し垣間見れた

昨日、高3を長男を連れて久しぶりに実家に寄った。

私の母も私もお互い自分の考えを話すのが好き。

そして長男も。

私の母は長男にアドバイスとして「この先自分がやってみて無理だなと思ってもやりたい事なら頑張って諦めないで次の道を見つけるといいよ」みたいなことを言ってました。

それに対して息子は

「今の時代、僕たちの世代はインターネットやSNSで情報が溢れていて、希望や夢を持っていてもその情報によって挫折することがあるからね。」

「昔なら夢や希望を持って大人になって社会に出てから挫折する事をもう学生のうちから感じてしまうんだ。」

「僕はこんなにできることがある!!って希望に満ち溢れて自分が最強に感じてたことも、高校に入ってからSNSを目にしてからは自分は大したことないなって気付かされちゃって…」

「学生のうちくらいは明るい希望を持って楽しく過ごしたかった。だから僕はSNSがない時代にいたかった」と呟いてました。

SNSを利用してるのか聞いてみると、中学の頃は携帯電話の利用も制限されていたから利用していないし、今では自由に使えるけど自分で発信する事はしたくないと思っているとの事。

3人3世代でこんな真剣な会話をする事なんて滅多にない。我が息子、こんなに切ない事感じてるんだなぁって。私の母がいたからこそ聞けた話しだったと思う。

そして自分の思ってることを吐き出せる場所は大切だと改めて思った。






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