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ブレストは気持ちいいと思っていたら

昨日、社内の人々とビデオ会議でブレストをしてみた。オンライン上の共有編集ファイルにアイディアをべたべた無言で書き込む、というシュールなやり方で、正確にはブレインライティング形式にした。20分ちょっとで75個のアイディアが出たし、突飛なアイディアも出たから、よかったと思う。

で、一通りやったあとに「やってみてどうでした?頭が気持ちいいってなりました?」と聞いたら、めっちゃキョトンとされた。あれ。

ブレストって脳内のシナプスをひたすらつなぎ変えるような作業で、頭も気持ちよくなるものだとも思ってきた。新結合ってなんか気持ちいじゃないですか。そう来たかーっ!って。

でもそれって、非連続思考そのものなんだなと今さら気づいた。

私の話はよく”破綻はしていないけれど、飛び石みたいになる”らしい。で、そのことに気持ち悪さを感じないのだけど、それはシナプスをつなぎ変えるのが日常茶飯事だったからかと。

逆に、論理性を大事にする人は、ある一定のフォーマット(つなぎ方)に従って思考を展開することに慣れているので、”うまくいくかどうかわからないシナプスの新結合”なんてのは正直勘弁してくれ、なのかもしれない。代わりに、論文や書籍等で発表される新しい概念は、読む側にとって未知のものであったとしても、よいゴールに向かう過程が丁寧に記されていて、その思考経路が納得できれば新しくても受け入れられるのだろうなと。

なんとなく、「旅は計画通りに行きますか?それとも無計画に行きますか?」と似てる気がする。はい、断じて無計画派です。

ちなみに昨日のオンラインブレインライティングは、実は気持ちよくはならなかった。というのは、
・PCの打ち込み=文字情報になってしまう(付箋なら、絵とかも描ける)
・色彩がふせんほど豊かでない
・そもそも姿勢が・・・
なんかこう、視覚優位にせざるを得ない感じがよろしくないなと思った。というかPC自体あんまり好きじゃないからかもしれない。次はカラダを動かすも入れよう。

追伸:「お前の思考回路どうなってるの?」という質問に対しては、「日々新しくつなぎかわってるみたいです」という回答が正確な気がしてきました。


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