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別居生活で変わったこと

別居生活が続いてる。

実の姉のお家に、子供とふたりお世話になり2週間以上が過ぎた。

お世話になり始めた最初の頃、モラ旦那に溜まりに溜まった本音をぶちまけたことと離れることができたことに正直達成感満載だった私。

姉も快く迎え入れてくれて私たちふたりは居候の身となりました。

旦那と離れて生活をしていて1番変わったと思ったのは、人に対して怖いと思うことが少なくなったことだ。

仕事を通してそれは顕著に現れた。

接客業をしている私はお店の商品を見ているお客様にお声を掛けてお客様の希望を聞き出しお望みのものやそれに近いものを提供しお買い上げいただく、その一連の流れを任されている。

私は新卒からずっとこのような人と関わる仕事をしている。
それは販売業だったり営業職だったり。

過去、安定した給与と安定した勤務形態を余儀なくされ(家庭の事情。まぁ、旦那と生活することで家事全般ワンオペで心身ともに疲弊した結果の選択)工場勤務などやってみたが、閉塞された空間での人間関係に疲れ果てぶっ倒れて鬱っぽくなって退職。

ここでも続けられない自分に自己嫌悪。

しかも退職するギリギリ、動けず布団から出れなくなり連絡すらもできなくなってしまい無断欠勤してしまった私に旦那が発した言葉は
『お前の会社から俺の実家にお前が来てないって連絡があったって親父から怒鳴られたんだけど!とーゆーことだ?!(怒)』

旦那の勤務先は実家だから、私の会社関係の書類の旦那の勤務先欄にそのまま書いたことが裏目に出た。


俺の親父(お袋)から怒鳴られた!
俺の親父(お袋)から怒られた!
俺の親父(お袋)から愚痴られた!
どーゆーことだ?!

これ、私が絡んでる事柄であちらの実家の御二方(舅姑)と食い違ったときに旦那がよく私にいう言葉。

は?しらねーよ。
ていうか、それ直接いちいち私に言うか?
お前には平和と言う文字はないのか?
そもそも舅姑と嫁ってのはお互い歩み寄って理解していくことって大事なの。
火に油を注いでどーすんだよ。
お前の中だけで納めとけよ。


これ、私の心の声。

と、同時に

この人は私の味方じゃないんだな。

て、いつも思ってた。

結局旦那が守りたい大事なものは自分。

自分の保身のために自分のプライドのために自分を正当化するためには相手に対して『違うだろ!』をぶつけてくる。

しかもあのときの私はめちゃめちゃ弱っていた。
どうか助けてほしかった。

その後の話、私の父にその話をしたら
『とうしても会社連絡ができないときは一緒に生活している伴侶がしてあげないと。でもそれを彼に望むのは無理かもしれない。わからないんだろうから。次からは緊急連絡先はこちらにしなさい。』
そう言われた。

話が逸れたが、紆余曲折した今の私は元々の販売の接客業に戻っていた。

接客業は好きだ。
話をすることで知らなかったことや発見をたくさん見つけることができる。
そしてその人がどんな生活をしていて何を思い、何を必要とし、何を守りたいのか、そのためにどんな心がけをしているのか、話していると色々なことが見えてきて、自分自身の生き方にも大きな影響を与えてくれたりもする。

たかだかものを売る。
そう言われてしまえばそうかもしれないが、真剣に話を聞かなければお客様はそれをすぐに察知する。
ものが溢れる今、どこでも似たものや同じものは難なく手に入る。
今の時代の販売業に必要なのことは、それを誰から買うのか。ということなのだ。
もの以上に販売員のクオリティが必要。
そのクオリティは知識もそうだがそれ以上にどれだけ自分(お客様)に興味を持ち知ろうとしてくれるか。
そんな販売員にお客様は心を開く。
人対人の次元なのだ。
私は元々が人間観察が好きでその人を知りたい気持ちが人一倍大きいのかもしれない。
でもそれと同時におかしなことに警戒心も人一倍強い。
だから矛盾してるかもしれないが、人に接客してもらうことが非常に苦手だ。
だからこそ、こんな剛鉄バリア張りっぱなしの私を落とすとしたらどんな接客をしてもらいたいか、それをとことん追及する。

それが今の私の仕事の柱になっている。

接客業はなんとも奥が深いのだ。
だから面白い。

しかしながらこの半年ほど、この大好きな楽しい仕事に対して私はスランプを抱えていた。

話ができないのだ。その前に話しかけられない。

否定されたら。
拒否られたら。

話しかけてもその後頭が真っ白になって会話が途切れてしまう。

人が怖いと思った。

このままではダメだと思いながらもどうしたらいいのかも分からず接客業務から少し距離を取りながら、とりあえず日々の仕事をやりこなす生活を続けていた。

そんな中でも若い頃とは違い身につけた知識も忘れてしまうことも多くなったことが対人恐怖症に繋がったのかもしれないと思い、知識だけは身につけておこうとした。

だけどそれも違っていたんだ。

別居生活を初めてすぐだった。

あんなに、人が怖いと思っていたのにお客様に話しかけることが苦痛ではなくなっていたのだ。
見るからに話しやすそうなお客様には堂々と、話しかけられるのが苦手そうなお客様には押し付け感を与えないよう柔らかく、お客様の懐に入ることが、前のように自然とできるようになっていた。

身につけた知識もスラスラと話せる。
年齢的に忘れてしまってた訳ではなかったのだ。

仕事が楽しいと改めて思った。

以前の私に戻れた。

ではなぜ?

思い返す変化といえば、旦那に思いの丈をぶつけたことと別居生活だ。

旦那にぶちまけたあと、旦那に対しての恐怖心が消えた。
自分でも気が付かないうちに仕事でもお客様に旦那を重ねていたんだと思う。
お客様(=旦那)に否定されたら。
お客様(=旦那)に拒否られたら。

人の心って脆すぎる。
たったひとりの人から受ける恐怖心がその心全てを支配するのだから。

別居生活で1番変わったこと。
私が私らしくいられること。
そういてもいいのだと思えるようになったこと。

自分を見つめ直すことはこういうことなのだ。

そして最後に
モデーア。
始めて1ヶ月以上経ちました。

変わったかなぁ(汗)
正直分かりません笑




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