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2024/3/3 るふとぱうぜ~空気のおやすみⅢ~

バイオリニスト 佐久間聡一さんのXのポストで知ったサロンコンサートに行ってきました。
(めちゃくちゃ地元にこんな音楽サロンがあったことを全く知らず、一度入ってみたい…という好奇心もあり…😅行きつけの美容院のすぐそばだった。。笑)

知ったきっかけ

そもそも佐久間さんを知ったのはYouTubeの厳選クラシックちゃんねるにゲスト出演された時から。

このYouTubeライブで紹介されてるジェネオケ旗揚げ公演のベートーヴェン第九コンサートが当選して観に行ってきて、コンマスされてたのが佐久間さん。
ご本人もおっしゃってますけど、ほんとに大泉洋さんにお顔も喋り方もそっくりで、ステージに登場されるとちょっと和みます…。(←笑うとこじゃないんだけど、いつもちょっと笑いそうになってしまう…すみません💦笑)

そして、昨年11月に私の大好きなブラームスのピアノ五重奏を佐久間さんがメンバーでらっしゃる昴弦楽四重奏団&高木竜馬さん(Pf)で演るのを知って、宇都宮まで聴きに行き、

さらに、佐久間さんは石田組の組員でもあるので、先日聴きに行った石田組×SUGIZOさんコンサートでも拝見したばかり。

…すごいファンみたいですが、ゆるく追ってる感じです。笑
(観に行くのはどうしてもピアノコンサートに偏りがちだけど、自称:音楽好きとしては時折ピアノがメインじゃないコンサートも聴きたくなるのです…。)


至近距離で聴く生音にドキドキする

先日、友人に誘われて永福町にあるsonoriumという音楽サロン(ホール)に行って木管五重奏のコンサートを聴いてきたばかりなのですが、そこよりもさらにさらにこじんまりした空間でした。
編成はフルート、アコーディオン、バイオリン。
あんなにものすごい至近距離で生音を聴くのはたぶん学生時代ぶりで、なんか大きなコンサートホールで聴くのとは全く別物に感じました。
皆さまの息づかいはもちろん、バイオリンのピチカートの音って案外迫力あるんだな…とか、アコーディオンの蛇腹の空気音とかボタンを押す音とか、、なんかそういうのにもドキドキしました。
お客さんがギッチギチに入ってた(満席30席?もう少し居た感覚…💦)&防音で、音が吸収されてたせいもあるかもしれないですが、だいぶデッド気味な気がしたのもドキドキの要因の1つだったかも。全てがダイレクトに聴こえてくる感じというか…。笑
空間に慣れてからはそれがとても楽しく感じました。

初めて聴いたクラシックアコーディオンの音色

松原さんが演奏されているのはクラシックアコーディオンというものらしいのですが、両手ともボタンのアコーディオン。両方ボタンのアコーディオンがあるっていうのだけは知ってたけど、実物を見るのも音を聞くのも初めてでとても興味深かったです。
両手が完全に同音域の音を出せるらしく、ミニマルミュージックみたいのやったらカッコ良さそう…とか松原さんのソロ演奏(ノールへイム作曲『閃光』)を聴きながら無責任な想像をしたりしてました。笑
あと、アコーディオンの低音がチェロみたいなものすごい深みのある良い音がするんです!佐久間さんの音と2人になる時とかそれが顕著にわかって、とてもステキでうっとりしました。


佐久間さん燕尾服だった!笑

まさか、今日のような割とカジュアルなコンサートで燕尾服姿を拝見できるとは思っておらず、、やっぱ正装ってステキよなぁ…って思いました。滅多に近くで見られないお姿なので嬉しかったです!
そして佐久間さんの単独の音をあんな近くで聴いたのも初めてでしたが、ロングトーンのある曲が艶があってめちゃくちゃステキなんですね…(あれはさぞかしおモテになるのでは…。笑)
最後のグリーグの『ホルベルク組曲』からの4. アリアとか、すごい聴き惚れてしまいました。。
(⇩曲そのものもステキです…。『ホルベルク組曲』って元はピアノ曲みたいなんだけど、グリーグのピアノ曲はほんとピアノコンチェルトしか知らないっていう…😅)

あと、アンコールにやってくれたこの曲もとてもよかったな。。
アルマス・ヤルネフェルトというフィンランドの作曲家の『子守唄』
(⇩MCで舘野泉さんが演奏されてるとおっしゃられてたので、そちらを…)


幸せな日曜の昼下がりでした

初めての場所で、初めて見る編成でのサロンコンサート、新鮮でとても楽しかったです☺️✨

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