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【Podcast】ep.20(終)「ジャズマンが演奏するRadioheadの曲を聴いてみる夜」UP!

新エピソード更新しました♪

今宵はRadioheadの名盤『OK Computer』の楽曲からジャズ・アーティストがカバーしている3曲をお届けします。

約5ヶ月間に渡りお送りしてまいりました『midnight reflection』は今回のep.20をもって最終回とさせていただきます。
ここまでおつきあいいただいた皆様、ありがとうございました。またどこかで…☆彡

(曲をフルで聴くにはSpotifyプレミアムにログインが必要です🙇‍♀️)


⇩テキスト版

【ジャズマンが演奏するRadioheadの曲を聴いてみる夜】

こんばんは。
木曜深夜、いかがお過ごしでしょうか。
おやすみ前のひととき、心おだやかに眠りにつけるような優しく美しい音楽を私目線で選曲し、お届けいたしますmidnight reflection。
ナビゲーターは私、Chieがお送りいたします。

今週は【ジャズマンが演奏するRadioheadの曲を聴いてみる夜】と題して、ジャズアーティストがカバーしたRadioheadの名曲をお送りします。

♪曲①Yaron Herman Trio「No Surprises」(2'55") 

改めまして、こんばんは。Chieです。

今夜最初にお聴きいただいたのはヤロン・ヘルマン・トリオによるRadioheadのカバー「ノー・サプライゼズ」でした。

このヤロン・ヘルマンというジャズピアニストについて少しお話しますと、彼は1981年生まれでイスラエル出身。ピアノを始めたのはなんと16歳からという遅めのスタートだったのですが、その前はイスラエルのナショナルチームで活躍し、プロを目指していたほどのバスケットボールの選手でした。
16歳の時、試合中に負った大怪我によってバスケを諦めざるを得なくなった彼は、ピアノを習い始めました。これまでバスケに注いでいた大きなエネルギーをピアノに向け、まったくのピアノ初心者から、プロの音楽家へと転身した人物です。

以前、プレジデント社から出ている彼の書いた本『創造力は眠っているだけだ ― 人生を充実させる「8つのレッスン」』を読んだことがあるのですが、彼がピアノを習い始めた頃に出会った先生が固定観念を覆す素晴らしい先生だったのも、彼をプロのミュージシャンにした大きな要因の1つだったのではないかなぁと思いました。
こちらの本は、音楽家に限らず、私のように自分の本当にやりたいことに向けてなかなか踏み出せないタイプの人間にとっても、背中を押してくれるような、読むと勇気をもらえる内容で、ある意味自己啓発っぽい本ともいえると思います。

音楽の専門知識が必要そうなところは飛ばして読んだとしても、十分興味深い内容だと思うので、気になる方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?私も一度読んでからだいぶ時間がたってしまったので、これを機にもう一度読んでみようかな、と思います。


さて、私の学生時代はちょうど90年代後期あたりでしたが、周りの友人たちがオルタナティヴ・ロックやグランジなどを聴いてる人が多くて、Radioheadもその流れで私は聴き始めました。最初に知ったのはやはり名盤『OK Computer』で、それ以前の『Pabro Honey』『The Bends』は後から聴いて好きになりました。また、『OK Computer』以降の『KID A』より後の作品は非常に実験的で私にはわかりづらいサウンドになってしまったので、そこからはほとんど聴かなくなってしまいました。そんなこともあって、今日ご紹介する楽曲は3曲とも、私の1番好きなアルバム『OK Computer』からのカバー楽曲になってます。

ということで、お次はブラッド・メルドーによるRadioheadのカバーをお聴きいただこうと思います。
ブラッド・メルドーのカバーは、オリジナル曲のファンにとっても、素直にかっこいいと思える絶妙なアレンジになっているなぁと思っています。もしオリジナルをまだ聴いたことがなかったら、聞き比べしたりするのもおもしろいかもしれません。
では、お聴きください。ブラッド・メルドー「Paranoid Android」

♪曲②Brad Mehldau「Paranoid Android」(9'05")


次にご紹介する楽曲も同じくブラッド・メルドーによるカバーになりますが、先ほど触れたアルバム『OK Computer』の中でも私が最も好きな曲になります、「Exit Music」です。

オリジナルは1996年のレオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズ主演の映画『ロミオ+ジュリエット』のエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲ですが、バンド側の意向により映画のサントラには収録されず、アルバム『OK Computer』に入っています。
この映画は現代版の「ロミオとジュリエット」で、ファッションも音楽もとても洗練されたかっこいい映画だったのを記憶しています。
オリジナル曲はとても寂しげで哀しく、ヘビーな楽曲なので、これからお聴きいただくジャズカバーの方が心なしか聴きやすいと思います。
では、ブラッド・メルドーの「Exit Music」をお聴きください。

♪曲③Brad Mehldau「Exit Music」(4'23")


今晩のmidnight reflection、いかがでしたでしょうか。

昨年11月からスタートしましたこちらのポッドキャストですが、今回ちょうどエピソード20をもって最終回とさせていただきたいと思います。開始当初はまず3ヶ月やってみよう、というところから始めて、それよりは少し長く続けることができました。
始めて自分の声を録音して発信するというチャレンジでしたので、不慣れなことばかりでお聴き苦しいところも多かったと思いますが、聴いてくださった方々に心より感謝いたします。
こちらのSpotify Podcast(Music+Talk)のサービス自体が6月で終了するとのことですが、現在配信されている番組はこのままお聴きいただけるそうなので、よかったら忘れた頃にでもまた聴いていただけたら嬉しいです。

それでは今宵も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。お相手は私Chieでした。素敵な夜をお過ごしください。


◆これまで番組でご紹介した楽曲のプレイリストはこちら💁‍♀️

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