二次創作:
区切りをぬけて、
/くぐり抜けて区切りを越えた/必要だと思った物語を……/

「物語の内容を褒める時に」「ネタバレ全開で話すのは、オタクの悪い癖だ」
クリエーターにとっては、実はネタバレというのが一番怖い……。
あらすじを知る上で、想像するのはいい、結末が決まってると、思ってしまうと、そこから先に勧めない。
物語が終わったら、物語一部を描く事も出来ない。その悲しさを知っている人物に、物語を語られるのは、辛いのである。

自分の中に「人格を呼び込み、その内容を思い出す……君の悪い癖だ」

「世界を支えている自覚があるならいいけど、たまに暴走していることに気が付いてくれ……」

「役者兼書き込みじゃないんだぞ」
「自分の中でどれだけ、情報を提供して、蓄積して、表面化させて」
「共有して、みんなが大事だから、そこに居る」

「いや。それならば、そのスタイルを貫くか」
「そうでないなら、引くべきだ」
「優柔不断して、人を傷付けるのは、やめるべきだ」

「相手が悩んでいるの時に、悩みをふやすな」
「それは、一助じゃないんだ、お節介すぎる」

「とても眠い、その人がいない、というのはすごく眠い」
「羊なのか?」
「さぁ……」

「私には、生命体としての認識しかできないから……」
少しだけ、悲しそうな顔をして
緑の髪の少女は、呟いた。
「めんどくさいもので、ございますな……」

何者について語っていたのか、その記憶すらあやふやである。
「あれは誰でしたっけ……、何か悲しいのと、どうでもいいのと、両方が消失したような」
いつもは、もっと元気に、はきはきと、しゃべり、憂いを持たない感じなのだが
「かえで様……、お手数をおかけしまして、申し訳ないでございます」
と、いつもは大奥様と、言うのだが、あえて、名前で、相手を労った。

「仕方のない事です、感情表現をする事は大事、しかし、感情だけで物事を語り、文章として、伝えようとしなくなる」
一息ため息をついて、
「そういうのは、傲慢でしかないからね……、桐ちゃんが気に病む事じゃないよ……、嫌な思い出を作らせてしまった」
「……、やはり、戦闘用パーツから、メイド服をきても、形体が、目立ちすぎますかね……」
「いんやかわいいよ」
「そうでございますか?」
「私の見立てに、ものを言えるようになったねぇ、嬉しいよ……」
「いえいえ、そういうわけではございませんの」
少しうつむいている。
「あー、雪が積もったねぇ……」
「穏やかな、光が見える気がする」
「穏やかに過ごしたいものだねぇ」

「そうでございますなあ……」

「何事も、引き際が必要だと……それだけの話ですよねぇ」

すこしだけ、いつもと違う、悲しい記憶を思い出したように
「これは、いつもの私ではないですね、まさに、意地っ張りだからと、言われるのかもしれませんが」

「いいじゃあないか、立ち返る内省もたまには必要、ただ、見える未来のために、見えぬ形の為に、熱意を持つべきだと」
「そうでございますね」

「そこで、何かか起きても、確かに、嫌な思うが残っても、嫌な終わり方だったと思ってしまっても、希望は残らないと」
「意地悪な事を言いますねぇ」
「自分が背負ううのと、物語の傾向が好きというのは、また違うでしょう?」

「いっじわるでわすねぇ……」

「起こりえた状況を回避しきれなかった、ファン獲得の為には、神様やら、退魔師も世知辛いのだな」
「何かしら全く関係なかったようですが……、そんなに裏方でいたいのですか?」

「私の、なにもないばしょを見るな」
「いえ、だって、角は生えていますよね?」
「その話、今はすべきではない」
「と黒いし……、えーと……」

「いらない詮索しないでいいんだ、僕は又、とりあえず、別次元にいるよ」
「そうでございますか」
ちいさく、羊じゃねーから、手紙は食ってねーよ、と、何かしらに言った。
――はい。
どこかで、茶坊主のような声が聞こえた。

あー。
やられたなあ――。

そうかい、、

そんな簡単にまあ絵が大手にわたるでもなくすまいるマーク大事い歌譚目なら言うならば嗚呼あぁ。「「ああチョコれとばーなあ」」

この楓は何があっても忘れんわな。