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ゼロから紡いだ時間が胸にやどしたのは

ふたつぶんの飲みものごし。
ちょっとだけ、ここだけの話をしてみたい。

はじめてここにきてから、今まで。
何にも知らない世界から紡いだ時間のことを。

***

より道が好きなのに、まわり道が好きじゃなかった。目的地がきまっているのは、同じなのにね。

より道とよべば、目的地までの道のりを楽しんでいるよう。
まわり道とよべば、目的地までの遠まわりしているような不安をさそう。

ここにきたとき、どんなことも、より道してるみたいだったんだ。

***

この間、noteを更新して1年の半分くらいを過ぎたことにきづいて。
書きはじめたときと、今。書きたいことも、書いていることも、全全全然違うことにも気づいた。

はじめて、ここnoteの世界にきたとき。
ここでは、作品集としての意味合いをもって書きはじめた。気合いをいれてたな。笑

ショートストーリーをたくさん書きたい想いをカタチにしたくて。あたまの中いっぱいの物語と世界を書いては、投稿してた。

書いていて、いつだったかな。
おなかいっぱいになった。満足してきた。

もう書かなくていいやっていう満足感というよりも、いつでも書けるからそんなに焦らなくていいかなっていう安心感。

書いたショートストーリーを投稿できる場所のあることだけで胸がいっぱいになった。

あっ、もう大丈夫だ。

どこかでずっと創ってていいよって言ってもらいたかったんだろうな。創作の自由はあるのだけど、どこかで自由のなかで居場所がほしかった。ホッと落ち着けるような感覚は、はじめてだった。

コンテストとかにも応募してな。かすりもしなかて。はじめて、悔しいって泣いたのもこのときかな。これはまた、別のときに。

***

安心感がおおきくなっていって。周りをみる余裕もでてきて。ひとつのスキ、ひとりのフォロー、ひとつのコメントをひとつひとつうけとっては、そのままぎゅっとだきしめて。

ホームグラウンドみたいなあたたかさを感じられるようになって、もっともっと言葉に翼をつけたくなった。書くことを楽しみたくなった。

色んな文章を書いてみたくて、ショートストーリーという物語以外のことを書くことがふえてきた。どれも刺激的だったけど、エッセイも好きかもって思えた。エッセイとは名ばかりの日記のようなもの。

毎日を過ごすことのなかで想うことを書きしるしたい。そのくらい、なんてことないように見える毎日にも隠れていることがあるなってあらためて気づけたから。

もともと、毎日のことは手帳にちょこちょこっと書いてて。白いところがいっぱいになるくらいだから、ちょこちょこじゃなくてぎゅうぎゅうなんだけど。笑

そうやってふりかえっている毎日のなかで、手帳の白いところにかくだけじゃおさまらないこと。そんな想いを残しておきたくなっている。

***

おさまりきれない想いは、学びになるまでの道のり。

こんなことを体験して。こんなことがきっかけで。こんなことを考えて。そうしたひとつひとつを経て、たどり着いたことなんだなぁっていう、道のり。
遠まわりはしたことを、楽しみたい。

いまは、エッセイとか日記メイン。ショートストーリーは、ぐっとへったのだけど、書いている楽しさは変わらない。むしろ、濃縮されている。


投稿していない物語。まだ、誰の目にもふれてなきそれらを、ゆっくりゆっくり育てていく楽しさを感じてる。

***

紡いだ時間がくれたもの。一言じゃいえないくらいある。まとめようとしても、まとめられなかった。だから、言葉にしないでおこう。

ここから、1周年まで。

あっという間かもな。でも、もうあっという間なんて言わせないよ。ここに残していくのだもの。

どんなときにも、1日にひとつカタチにしていく日々をこれからも。

このとき書いたことが懐かしいなって思えるくらいに、遠まわりして、より道して、楽しんで書いていきたいな。胸に宿ったこの想いをずっと。

いつも読んでくださり、ありがとうございます♡