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2020年今年下半期まとめと来年の抱負

今年2020年も残り後数時間。皆様いかがお過ごしでしょうか。遠藤です。今年は何かと激動の年でして心が安らぐ暇があまりなかったと言うのが正直なところですが大晦日の今日こうしてゆっくりと今年の総まとめを書くことができていると言う事は案外ゆったりとした気持ちでいられると言う事なのでしょう。

さて、今年2020年上半期はライブ、広也アソビ嬢(やっとmac買う気になったってよ!)とのコラボ、新曲、カバーなどなどコロナ渦の中でしたが非常に充実していたと思います。これらについては9月にこちらNOTEに書いた上半期まとめをご一読いただくことにして10月以降の音楽活動について書いていきたいと思います。

まずは10月17日に昨年CDでリリースした我がソロアルバム第1弾「HIROFUMI CALENDAR」をサブスク配信開始いたしました!

そしてなんとこのアルバム、10月19日付でApple Musicのテクノトップアルバム(日本)で第19位と言う快挙!いやあびっくりしました。ま、テクノと言うジャンルは分母が非常に小さいと言うことが原因だったと思うのですが(笑)とても嬉しい出来事でした。引き続き皆様に是非とも聴き続けていただきたい渾身のアルバムでございます。何卒よろしくお願いいたします。

そして10月17日と18日の両日、埼玉のSSWチャーモ嬢との新たなユニットH2(Hydrogens)のEP「H2 EP」が2種類それぞれのアカウントから配信開始となりました。

これら2曲「#恋はコーラ」と「君はロンリネス」、それらのRemix、結成に至る経緯などなどについてはこのNOTEでネタバレ満載で前編後編に渡ってそれはそれは詳しく語っておりますので是非ご一読ください。

手短に言ってこのユニットは「コロナになんか負けていられるかよ!」と言うお互いの気骨の波長が噛み合って実現したものなのではないかと今さらながら思います。「リモートであってもいいものは作れるんだ!」と言う並々ならぬ気負いと強い気持ちで作り上げました。これらを制作中の自分は本当に猪突猛進でアレンジにしてもPVにしても次から次へとアイデアが浮かびまたそれを想像を超えたところで形にしてくれる相方も得て気持ち的にはイケイケだったのです。本当にいいものができたと自負しています。特にロンリネスのギターソロがいつ聴いてもいいんだ。惚れ惚れする。確かにあるDJから7インチ希望されたのは頷ける。来年もまたパッと活動できたらなと思っております。乞うご期待!

そうそう、先日12月20日川越Jammin'にてあの伝説のH2初対面にして初ライブと言うのもありました。初対面でリハで1回しか通して合わせてないと言った事実が嘘のように息ぴったりです。ミュージシャンたるものこうでなきゃね!(笑)

これの少し前には「俺のカバー」シリーズの最新作であるDionne Warwickの「Walk On By」をカバーしました。バート・バカラック作曲の1964年の名曲です。

このカバーは最初本当にどうってことないアレンジでスタートしたのですが、やはりテクノポップ魂がそうはさせないと。ドラムは全てリンドラムに差し替え、ベースもガキガキ言う16分のテクノ仕様に。その裏でも16でシーケンスフレーズが鳴っていると言う音像にしました。ツイートで細野さんの「三国志」っぽいと言うお言葉をいただいて言い得て妙だなと思いました。確かにそのあたりの音を狙って作ったのです。久しぶりに逆リバーブなんていう手法も使いました。ただ、この曲は元々ストリングスが流麗なのでそこはしっかりとシミュレートしました。おかげさまでテクノと弦が入り混じるよいアレンジになったのではないかと思います。アウトロのストリングスのフレーズは実はThe Beach Boysの「フレンズ」のボートラの「Walk On By」のコーラスフレーズを参考にしたものです。お気づきになられましたか?

話は前後しますが2本ライブも行いました。10月17日のYOLO Presents LIVE vol.2

と11月28日に行われたbloomです。

これはまず動画を観ていただければお分かりかと思うのですがYOLO LIVEがライブ久しぶり過ぎて主催者様視聴者様に大変申し訳ないことは重々承知していますが自分としては全然納得がいかないライブとなってしまったのです。全然歌えていないと。他の出演者の方たちの方が断然素晴らしいと。これは幾ら何でも酷すぎると。この時のライブが自分にとって反面教師となってやはりライブというものはしっかりと準備して練習して臨むべきものだと至極当たり前のことをここで再認識したわけです。本当に自分はアホだったなあと今更ながらに。

そこから1ヶ月間は上記の反省をもとに準備をしっかりと行いました。以前YOLOでご一緒したボイストレーナーでボーカリストの氷水こと新田先生のボイトレにも通ったり。何回かスタジオ入ったりして。

おかげさまで歌に関して上手くなったとかそう言ったことではなく、声をしっかりと出す時の心構えやTips、歌を歌うことの意味を再確認できたことは本当に勉強になりました。お教えいただいたことをこれからも胸に留めつつ音楽、歌を歌うことを続けていきたいと思います。

その甲斐あってbloomでは自分なりに満足のいくステージができたかなと思います。以前にも増して弾き語り要素(ピアノの音色を大切にしたかった)が増え、「冷たい桜」はアレンジを全面的に変え、「シエスタの丘」はピアノが主。そしてモノローグを挟み最後は念願の自分にとってとても大切な曲「冬の花火」をピアノアレンジで演奏することができました。

この「冬の花火」はこれも念願叶って12月24日のまさに女川で花火をあげる際にビデオ撮りしてイルミネーションも撮影してその日のうちに編集してMVを作ることができました。女川では毎年震災後12月24日に震災で亡くなった方々の鎮魂のために花火を打ち上げます。同時に駅前では「海ぼたる」というイルミネーションが行われます。数年前にこの花火とイルミネーションを澄んだ空気の中観たときの光景が脳裏に焼き付いて離れなくてこの曲を書き上げたという経緯もあり、これでやっと一連の願いが完成されたと思えます。この曲は偶然にも始まりが奇跡的に震災で一つだけ残った希望の鐘を打ち鳴らす音で始まり、最後は僕がその鐘の音をシミュレーションした希望を祝福するように高らかに打ち鳴らす音で終わります。まるで諦念に苛まれた一人の人間がそれでもまた重い足を一歩一歩前に進めて幸いを求めて歩き出すことを祝福するかのように…。

最後に、今年中は新しい出会いや関わっていただいた方々にまずは感謝したいと思います。本当にありがとうございました。音楽を再開してこんなにもよかったと思えることはありません。また、僕の音源をお聴きいただいた方々にも本当に感謝いたします。本当にありがとうございます。来年に向けボチボチ新しい試みや新しいコラボの話などがチラチラと出てきております。来年もまた自分の力が続く限り精力的に音楽活動していきたいと思っております。そして、来年中にはソロアルバム第2弾を制作したいと思います!(言っちゃった)やればできる!本年中は大変お世話になりありがとうございました。来年もまた何卒HIROFUMI ENDOをよろしくお願いいたします。

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