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【FX:NZDUSD 2023.9.4】トレードポイント振り返り

今回は、米国時間2023年9月4日のニュージーランド/ドルのトレードポイントについて振り返ってみたいと思います。
結果はまずまずの利益を獲得できました。


1. トレード概要


  • 通貨ペア: ニュージーランド/ドル

  • トレード: ショート

  • 損切幅: 18pips

  • 利幅: 50pips

  • リスクリワード: 1:2.7

2. 環境認識


2-1.日足の環境

週足MA(オレンジ)、日足MA(白)

日足は、週足MA(オレンジ)を下抜けてから下落トレンドを継続してきていましたが、安値切り上げなき高値更新をしたものの、ローソク足の実体べースでは日足のMA(白)に頭を押さえられているように見えました。
他方で、過去の節目のラインである黄色ラインでレジサポ転換を起こしている状況でありましたので、どちらかというと下落に優位性があるのではないかと考えました。

2-2. 4時間足の環境

4時間足MA(水色)

このような環境下、4時間足レベルでは、日足のMAに頭を押さえつけられて、高値の切り下げポイントを形成してきました。

また、4時間足MA(水色)が上向きから下向きに変化してきており、同様に4時間足MAからも頭を押さえつけられるような状況になっていました。

2-3. 1時間足の環境

1時間足MA(赤)

一時間足では、四時間足レベルの高値切り下げポイントの中で、わずかに高値を更新し、上昇トレンドを形成していたものの、今度は安値を割ってくる形になり、むしろ一時間足レベルの高値切り下げポイントを形成してきました。

仮にここで一時間足が直近安値を割ってくると、一時間足レベルの三尊を形成し、下落の圧力が高まると考えました。

また、一時間足のMAは四時間足のMAとゴールデンクロスし、下に向かって走っており、仮にエントリーポイントが一時間足MAよりも下のポイントになる場合には、エントリー後に一時間足MAによって頭を押さえつけられる格好になる、すなわち下落圧力が期待できる場面でした。

更に、一時間足の安値部分には黄色のラインの過去の節目のラインが走っており、一時間足の安値抜けでのエントリーは同時にこの節目ラインを抜けるポイントともなります。

したがって、この一時間足の安値となる節目のライン直下にショートのオーダーを出しました。


3. エントリー可否の検討


1. 抵抗帯確認

オレンジボックスのような真空地帯を形成

エントリーポイント付近では、オレンジ色のボックスのように真空地帯となっており、過去5日間ほどトレードされていないエリアとなります。
それ以前は、レンジを形成しており、ラインを引こうと思えば引けなくもないところになりますが、この中で意識されるポイントはオレンジボックスの下限の安値の付近となり、4時間足の直近安値が一つの抵抗要素となりうると考えられました。

2. リスクリワード

決済ターゲットを検討

いつも通りですが、チャネル・MA・目立つ高安値をターゲットの候補にしており、今回はターゲットは黄色のラインの四時間足との共通の安値をターゲットとすることを考えていました。
この場合の想定利幅は50pips、損切幅は18pipsでした。
したがって、想定されたRRは1:2.7ですので、まずまずのRRが確保されています。

3. レジスタンスラインの有無

レジスタンスライン

今回のエントリーポイントに関しては、上記の三角印のように効いてるような効いてないようなという感じの、やや心もとないレジスタンスを背にエントリーする形となってしまいました。

4時間足レベルでも明確なレジスタンスラインを引くことはできませんでした。

とはいえ、日足レベルでは明確なレジサポラインにサポートされているポイントでしたので、損切ラインとしては心無いものの、下落の圧力が強いことを祈ってエントリー可としました。

4. 一時間足MAの傾き

一時間足は現状水平

エントリー足の21本前のローソク足は黄色の縦線のところであり、今後数時間は少なくとも横ばいでMAが推移することは確認できました。

また、一時間足の三尊のネックライン抜けでエントリーした場合には、その後MAが下に傾いてくるポイントであることが確認できます。

したがって、ネックライン割れでエントリーができた場合には、グランビルの法則のMAの収束・拡散の場面であると言えます。

4. 結果


目標ポイント到達で全決済

赤矢印のポイントでエントリーし、半日ほど下げ渋ったのちに下げはじめ、段階的に損切ラインを引き下げていきました、
特段引き下げていた決済ラインにかかることなく、目標ラインまで到達、全決済となりました。

今回は以上となります。
皆様の参考になれば幸いです。


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