「4/2第6号」

案内
 4月第1週の配信でございます。さわやかな風吹く春でございますが、いかがお過ごしですか。夢と希望を旨に新生活をされている方も多いと考えられます。そのことを踏まえつつ記事に出来たらと試行錯誤しております故、何卒宜しくお願いいたします。

1.2024年度を思いながら

 さて、4月と言えば新たな年度である。2024年度は私にとって大きな年となる。今回では1と2でそれぞれ私の2024年度始まりに思うことを書き散らすこととする。
 診療報酬が2024年に改定される。今回は医療や介護だけではなく障害もこれに該当するという。医療機関においても改定のあおりを受け、これまでより早い速度で退院等支援にかかる必要があると考えられる。無論退院等支援だけではない。医療と介護の連携もあるが、医療ソーシャルワーカーとして日々実践、日々研鑽を忘れてはならぬと、思いを新たにするところである。
 社会環境の変化は著しいものである。今年度は社会福祉士及び精神保健福祉士国家試験において、いよいよ新カリキュラムでの試験である。引き続き情報を収集し、Twitter(現X)での音声配信サービス「スペース」にて配信していくこととする。事業として本格的に「重層的支援体制整備事業」や「子ども家庭センター」なる存在もある。支援機関の誕生は責任の所在を曖昧にすることもあるが、このことについては別の機会で述べるとし、引き続き調査していくとする。
 年度替わりは気がかりなことも増えるばかりであるが、勉強会や読書会等社会福祉思想研究会の活動も進めていきたいとも考えるばかりである。しかし無理はせずに少しずつ着実に進めていくばかりだ。
 誠実に、実直に、こつこつ地道にと歩むばかりの2024年度となるだろう。
 最後に、「院進にむけて」は、次項に述べるとする。

2.院進にむけて

 まずは大学院である。8月に願書提出し試験を受けて9月には合格発表日となる。しかし院試には「英語」という大きな壁が立ちふさがっているといえる。私はまさに、英語との闘いを強いられているのだということができる。英語だけではなく、研究計画も作成する必要がある。研究計画はおおよそ5000文字であるものの、未だ素案も書けずにいる。調べれば調べるほど自らが知らなかったことが先行研究で明らかになっており、私の問いは研究する意義があるのかと考えるようになってきたが、それでもなお考え続けている。
 落ち込んだり迷ったりしたとき、私は神に祈り聖書を読む。そこから得られる神の言葉は、人生における示唆に富んだ先行研究といえるからだ。

Ⅰペテロ5:7
"あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。"
Ⅰコリント10:13
"あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。"

「聖書新改訳2017年版」新日本聖書刊行会

 この二つの御言葉がある。神は思い煩いを神にゆだねなさいとあります。ここでの「思い煩い」とは生活上の不安であることを指しますが、私の英語に対する思い煩いも、研究計画に対する思い煩いも、一旦は降ろしてもよいかと思うばかりである。また、神は耐えられない試練に合わせることなく、むしろ脱出の道も備えるとある。勉学に励みつつ祈るばかりである。
 私は福音主義神学を基礎とし、聖霊の働きを信じるいわゆる「聖霊派」の立場である。聖書の言葉は神の言葉であり、祈りの中でも直接語られる言葉もまた、神の言葉と信じている。クリスチャンらしく、祈りと実践をもって、院進に取り組む所存である。
 余談であるが、2024年度の学会については、5月社会事業史学会(赤羽)、6月日本キリスト教社会福祉学会(浦河)、9月日本福祉図書文献学会(今出川)、10月日本社会福祉学会(愛知※暫定)への大会へそれぞれ参加を予定している為、お目通し叶うならばお手柔らに願うところである。

3.「人事尽くして天命待つ」に思うこと

 たまには穏やかな話題を書こうと思う。
 私の好きな言葉に「人事尽くして天命待つ」というのがある。これは嶋田啓一郎もお好きだったと聞く。万人受けする言葉ではないかと私は感じている。出自は仏教であり、自ら努力しやることを成したならば、あとは天命に委ねて待つ、というのが大方の意味合いであろう。私はこの言葉を、キリスト教的に解釈している。人事を尽くすとは、心を尽くし、思いを尽くして祈ることである。(マタイ22:37)そうするならば、我々の愛する主は応えてくださるのである。(エレミヤ29:12-13)そして何よりも、そうなるという信仰もまた重要であるといえる。(ヘブル11:1)「人事尽くして天命待つ」とは、「神を祈り求め、神の応えを待つ」その有様といえよう。
 私はこれから院試という大きな試練が待ち構えている。この試練に対して神に祈り求めていき、難問である英語を学びつつ、研究計画を考えていく。そんな半年間となるだろう。

※参考にした聖書「聖書新改訳2017年版」新日本聖書刊行会

4.次回に向けて

 さて、色々と書き散らしたので、これくらいで筆を置こうと思う。
 今回は穏やかな話題を中心にと考えて書きましたが、結局私の苦悩を書き出してしまったような、そんな印象である。また、クリスチャンであることを思い出したかのように、聖書の言葉である聖句をのせた。これは無類の喜びである。これに懲りず、どこかのタイミングで新たに聖書の言葉や信仰について記事に使用と考えている。その時はご笑覧いただければと思う。
 まだまだ、書き続けるとする。 

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