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運動鍼の治りが早い人、遅い人②

運動鍼は遠隔及び患部に刺鍼、施灸をしながら
患部を動かしていくことで、
陽気を巡らす鍼法です。

運動器疾患においては
陽気の巡りが良い人ほど治りは早いです。

世代別でも陽気量が変わるという
お話はしましたが、
陽気量が変わるのは世代だけはありません。

・過度な暴飲暴食
脾胃は四肢を主ると言われているように
過度な暴飲暴食によって脾胃に負担をかけると
四肢の働きや動きも悪くなってきます。
四肢の末端にいけばいくほど
衛気の流れに影響を及ぼしますので、
陽気の巡りも悪くなってきます。

・運動不足
運動することで衛気の守備範囲である
肌肉を動かすことによって
陽気の巡りを良くしていきます。

・過度な労働、過度な心労
過度な労働によって
過度なストレスを感じると、
陽気の巡りが悪くなってきます。

・姿勢不良
今、多いのがスマホによる
肩や首のコリや痛み。
しかも若い年代の人に多いです。
若い人は気の巡りが良いと言っても
そこに運動不足や昼夜逆転の寝不足、
偏食が重なると若い人であっても
慢性的な運動器疾患を感じている方が多いです。

運動器疾患では患部だけではなく
身体全体の治療が必要なってきます。
中には根本の治療しないと
痛みが取れないケースがあります。
また施術者として運動、食生活などの
日常生活指導も必要になってきます。

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